Q&A(当日の質問に対する答え)
Q77
Q77. この数式をきちんと運用するためにも,37.5℃が4日続くまで自宅待機といった発症者を見えなくするような方式には問題が大きかったのではないでしょうか。
<Rt緊急勉強会に寄せられた質問に対する回答> 18th May 2020
質問: この数式をきちんと運用するためにも,37.5℃が4日続くまで自宅待機といった発症者を見えなくするような方式には問題が大きかったのではないでしょうか。
それにもかかわらず,政府との独立を掲げた,コロナ専門家有志の会では,西浦さんや科学技術社会論の田中幹人さんが加わって,自宅待機キャンペーンを繰り広げ,政府施策の宣伝を続けたのでしょうか。独立をうたってまで,科学に反するキャンペーンを実施した理由をお聞かせください。
西浦博教授からの回答:
2次感染をできるだけ少なくするために、医療や検査のキャパシティが十分ある環境下ではできるだけ早く診断して入院管理することが重要です。自宅待機キャンペーンに加担したことはありませんが、おそらく有志の会のコミュニケーションに関連するものと思いますので事後本件についてはまた振り返るべきと考えています。