院生とセットで校内研修へ訪問!
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もうね、何度、人前でお話ししても、緊張するんですわ。似たような内容やタイトルで講座を行っても緊張するんですわ。
頭がどんどん鈍ってきて、頭と口が直結に連動していないから、どんどんどもるような感じです。
なんだかなぁ……。今日も、うまくアクティビティと説明とが合致していないところがあったり、言葉足らずだったり、急がせてしまったり……。これは、わたしの性格的なものがあるということは承知なのですけどね。
今回の研修が新鮮だったのは、わたしの研究室の現職院生であるMさんが出前授業をしてから、わたしの講座をするということです。これは、本当に偶然ですね。 今回、お世話になった学校が必要としている「対話活動」と授業を行った院生が研究している「対話スキル」とわたしがそれなりに話ができる「対話に関する知識」がうまく重なったから実現できたものです。 このうち一つが欠けていたら、実現はできませんでした。
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たぶん、それには、もともとこの学級の子どもたちが「対話」的な素地を持っていたからで、それをうまく現職院生のMさんが引き出したのだと思います。授業は生ものですから、同じようにやったからといって同じように展開するとは限りません。でも、この院生のMさんに初対面したばかりの子どもたちが、わちゃわちゃした感じから、活動を通して、活動そのものに集中し、しっとりしてくる様を見ることができて、子どもたちってこの短時間にものすごく変化できるのだなぁ、吸収するのだなぁ、と感激しました。 「生もの」の授業が生みだした印象的な場面も今回、いくつかありました。つまり、「思っていたとおりいかない」「予想通りいかない」ということですね。こういうことがあっても、日々「授業」に接している院生は「待つこと」「委ねること」で素敵に、つまり、思っていた以上のより良い方向に導ける形で授業を進めることができました。すごいわ。うん、感激。
その後のわたしの講話はこの授業の付録みたいなものでした。しかし、この子どもたち同様、参加された先生方は協同的で、積極的で、わたしのへなちょこの話でも少しでも何か身に付けようとする姿勢が素晴らしいものでした。わたし……少しは、みなさんに提供できたかしらん。 たま〜に、わたしが以前小学校教師だったことを知っている方々から、子どもたちの目の前で授業をしてほしいというような話をいただきますが、こういう学生さんたちを目の前にしますと、恥ずかしくて授業なんてできません。自分の目の前で今日のようなことが起きたら、ブログにかっこつけて書いていますけれど、よりよく対応する自信ありません。すっかり「実践者」としては遠い位置にいることを実感しました。とはいっても、「研究者」にはそれこそほど遠いんですよね……。
ああっ、うーん。