素晴らしい協同感覚を持った水落研との合同ゼミ
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内容は、大きく2つ。
1つ目。
11月2日の第2回全体リフレクションを前に、それぞれのチームが作成しあったポスターを互いに見合って、意見を交換しました。こうしてよりよいものになっていくのだなぁと目の前の様子を見て、実感します。わたしが、ここ……どうかなぁとか、こうしたらもっとよくなるかも……と思っていたところがあっても、学生同士、互いに話をすることで、そんなことは当たり前に出てきます。 つまりは、話し合う方向性とか視点とかを学生さんに伝えられるかどうかだけがわたし(たち)のポイントになるのでしょうかね。
互いに、オリジナリティがありつつも、統一感があり、かつ、見やすいポスターになっていると思います。胸が張れますね。
2つ目。
https://gyazo.com/683e2e1993c96b06e80e4340a2846ac9
後半は、1時間ほど、水落芳明先生が学生の前でゼミを進めてくださいました。 課題設定、そして、そこから子どもたちがどのように学習をしていくのか、教材研究とはどうやっていくものなのか、教材研究の楽しさをぜひ感じてもらいたい……ということを、語りもそうなのですが、それ以上に、ワークショップを通して感じてもらうように構成していました。さすがです。
このワークショップの進め方が、わたしたちが制作した「成功する『学び合い』」シリーズの本をもとにさりげなくすすめているのです。こういう本を転機一つで、あたりまえにテキストに使えてしまう水落先生は、やっぱりすごいです。 そういう、筋道で講義やら演習、ワークショップを構成したことのない(できない)わたしとしては、いつもながらのすごさを久々に目の当たりにした感じです。
わたしの場合は、せかせかと、しかも、きちきちっとしないと、学習者というか、わたし自身がどぎまぎしてうまくできないことがあります。(本当はどうかわかりません)余裕のある進め方、様々な知見を自分の言葉にして(消化して)語ること、などなど、学ぶこといっぱいの大学院ゼミでした。 学生さんもそうですが、わたし自身、とっても得した時間でした。
これで、学生さん達も残りの学校支援フィールドワークに拍車がかかることでしょう。とても幸せなことに、わたしたちのフィールドワークでは連携協力校の課題と連動させて、授業をさせてもらう学生さんが出てきています。せっかく与えていただいた貴重な時間を関係した人たち全員に「得るもの」であってほしいと願っています。