無意識の意識…
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うぉうっ!
自分の中で、ちょっとびっくりしたことがあります。
文章の前段と後段で、ちょっと主張の内容が変化しますのでご注意ください。
基本的には、後半のことを言いたくて、ちょっと前半のことを書き入れています。
まず前半。
息子が高校生になり、説教でも高圧的でもなく、息子のこれからを応援できるような後押し、後支えを、日常的にできないかなと考えました。息子が嫌な感じにならず、でも、お父さんは、自分のことを応援してくれている、つながっていると思える方法です。 わたしが思いついた方法は、日記です。交換日記です。今はネットが手軽になっているので、LINEを使った日記交換を考えました。
といいましても、息子は日記を書くという習慣がないし、文章をもともと日常的に書くことが好きではありません。それで、日記交換を始めたところで、わたしが長文を書いて、息子が「今日は楽しかった。」「今日も楽しかった。」というような文章を書き続けるのは目に見ています。 そこで、ちょっとした技を入れて提案しました。
要は、
(1)今日いちばん失敗したこと
(2)今日いちばん感動したこと
(3)明日の目標
を、「手書きで」書くらしいです。この「手書き」というのはいろいろと提唱者からすれば理由があることでしょう。ここは、わたしは自分なりに変更して「LINEで」というようにしました。しかも、交換日記。息子が書くだけでなく、わたしもわたし自身の三行日記を書いて息子へ送ります。息子はわたしの日記なんて読みたいかどうかわかりませんけどね。ただし、こうすることで、「自分ばっかりにやらせて…」という思いは無くなると思います。
それほど、(わたしに似て)計画的な生活を行えず、その日暮らしの考えで生活している息子にとって、この三行日記を書くことは、息子の意図とは関係なく、なんらかの成長につながるかもしれない、つながるといいなという思いがあります。
ということで、息子も快諾。
息子の入学式の翌日から、始めることにしました。
まだ始めたばかりで、これに関して、息子がどう変化したかなどということは書けません。また、何かありましたら報告しますね。
ということで、前半終了。
少し、中休み。
今回、書きたい内容は実はここからです。
でも、後半のことを書くのに、息子と始めた三行日記のことを書いておかないと、読んでいる人に通じないと思って書きました。そして、この三行日記そのものも、なかなかおもしろい実践だと思うのですが、どう思いますか?
わたし、小学校の実践にこの三行日記というシンプルなものを取り入れてみてはどうだろうと思っています。長い文章で、ジャーナルがなかなか書けない集団だったり、そんなに、学校生活の中でまとまって書く時間を確保できないときは、こんなシンプルなものでも、変化があるのじゃないかなぁと思う時があるわけです。 シンプルだからこそ、ちょっと試してみたい思いはありますね。
で、ここから後半。
ここから書きたいことです。
昨日、わたしのFacebookをご覧になった方は、あるところで、夜、懇親を深めていたことはお分かりと思います。
もう、ご一緒した方々がすごい方々で、アルコールを飲むわ飲むわ。浴びるように飲んでいます。
まぁ、わたしはそんなたくさん飲むことはできませんが、その流れに乗って、わたしにしては、「とても飲んだ」状態になりました。
泊まる部屋に入り、寝る準備をしてスッと寝たわけです。
で、朝。
起きて、本日の準備をして、さあ、部屋を出ようかと思ってiPhoneをみた時、「あっ」と思い出しました。
「そうだ、昨日、深酒をして、すぐに寝てしまったので、息子との三行日記を書いて送っていない!」
と。
まぁ、いいか、朝、書いて送ろうと思って、LINEを開いたのですね。
すすすすすると!
ななななななんと!
わたしが、息子へ三行日記を書いて送っているのです。
文章を読んでも、そういうことを書いた記憶がありません。
しかも、なんだか、いつも書いている文章(シラフで書いている文章)よりも、ちゃんとした文章を書いています…(^_^;)。
うーん、本当に自分が書いたのだろうか。
送信時刻を見ると、たしかに昨日、寝る数分前の時刻のようです。
なんだかなぁ…。
自分が信じられない。
自分が怖い。
別な面から言えば、わたしにとってすでにLINEを使っての息子との三行日記が習慣になっていると言えそうです。
それは、わたしにとってはいいことなのだけどね。
少し話がずれますが、わたしは、学級担任をしているときは、管理職が中止命令をしない限り、毎日学級通信を発行することを自分の中の日常(習慣)にしておりました。
毎日学級通信を出すということを、経験したことがない方は、「毎日なんてすごいですね。たいへんじゃないんですか。」とおっしゃいます。
でも、始めてみるとわかります。
週に1回とか、1日ときとか、火木だけ出すとか、そういうような学級通信にするから大変なのです。辛いのです。書かない日があると、書かないラクさを経験してしまっている、知ってしまっているから、いざ書こうとすると腰が重く大変になります。
これが、酒を飲んできても、いつもより仕事が多かったとしても、毎日書くと決めておいて、書き始めると、最初は「毎日書くこと」がつらかったのが、2、3週間くらいから体が覚えて日々のリズムになるので、億劫ではなくなります。
もちろん、そこには、「自分からやろうと思った」という主体的な、自主的な支えがないと続けられないかもしれません。
話を戻します。
ということで、なんだか、怖い、でも習慣になっていてうれしい、感じのする感覚でした。