模擬授業シーズン開始!
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実はわたしの心の中でずっと1週間緊張し続けた今年度の模擬授業シーズンの幕開けです。 昨年度のこの時間の授業とずいぶん異なっています。
昨年度、一番大切にしたことは、とにかくこの授業を受講している学生が全員、自分の考える「理想の授業」を実際に行なうことでした。だから、その後のリフレクションは、自分なりに「声」での呼びかけはしましたが、互いに感想を伝える程度で終わっていました。 しかし、今年度は全員が授業をするという部分を捨てました。これは、思った以上に受講生が増えてしまったからで(43名もいます)す。だったら、全員が授業をするというところに立脚するのではなく、一部の人(毎時間1人で計10人)に授業をしてもらい、リフレクションをしっかり行おうと考えたのです。
考えてみれば、全員が授業を行なうと言っても、自分が授業をしないときの授業は、ただの模擬授業の一参加者で、その模擬授業が楽しかった、おもしろかったという感想を持つ程度で昨年度は終わっていました。たぶん、リフレクションに力を入れていなかったんでその部分は受講者も力が抜けていたと思うのです。そういうい意味では授業の参加度は自分が授業をするとき以外は低かったはずです。
しかし、リフレクションをしっかり行なうことで、たとえ、自分が授業をしなくても授業への参加度は増すはずです。
(何度か書いていますが)リフレクションが苦手なわたしがリフレクションを中心に授業を展開するということが、もう、心臓バクバクものです。
今回は、第1回目だったので、みんなうまくできなくて当たり前なのだということを何度も何度も強調しながらわたしなりに丁寧に説明を加えて進めました。最初にしては、表面から一歩進んだところを話ししていたように見える班が多く見受けられましたが、これは単なるわたしの印象なので、じっくりと観察し分析してみたいと思います。
学生さんも積極的に取り組んでくれて、ナイスチャレンジです。
そうそう。大切なことを書き忘れるところでした。
学生さんたちが活発なリフレクションができるような授業展開を考えてくれた第1回目の模擬授業実践者の方に感謝します。それこそ、最初の模擬授業で、かつ、わたしがいちいち説明しながら進めたのでいろいろと緊張や焦りがあったと想いますが、学習者が積極的に楽しく、そして協同性を発揮できる模擬授業を展開してくださり、最初としては最高の模擬授業でした。