本日、わたしが不在の中の院生ゼミ。M3の院生がとても素敵なファシリテーションで進めていました
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本日(2020/06/24)、わたしが参加しなければならない会議と院生ゼミが重なってしまい、院生だけでゼミを進めてもらいました。これは、まぁ、昨年度まではよくあったことでして(笑)。 コロナ禍の中、会議そのものの回数が減り(書類審査などでね)、オンラインでのやりとりが増えた今、あまり何かと何かがブッキングすることがなかったのです。本日わたしが参加したのは対面の会議。いよいよこういう会議が復活してきましたね。で、ゼミはまだオンライン(うちのゼミは7月から対面で始めると行っていたかな)。今年度初のわたしがゼミに参加できない形になりました。 そこで、わたしはZoomにクラウドレコーディングの設定をして、院生のやりとりを会議終了後見てみました(オンラインはこういうところ、便利だね〜。もちろん、対面のゼミでもビデオカメラで録画してもらえればいいだけだけど)。 いやぁ、なかなかいい感じでうれしくなりました。
今回は、夏以降始まる学校支援フィールドワークが少しずつ想像できるような状態になってきて、あらためて「阿部ゼミ」の土台を各自がしっかり理解した上で、フィールドワークやフィールドワーク内で行う各自の研究に入っていこうということでした。 そこで、今回のファシリテーターのM3のKさんは、事前に各自に課題を出しました。
阿部研の考え方や方法にゆかりの深い本(具体的には、阿部隆幸、水落芳明先生、ちょんせいこさん、西川純先生あたりが書かれた本)を読んで、A4判1枚に自分なりに理解したこと、伝えたいことをまとめてくる 当日(つまり、今日)は1人5分ずつ、用意したA4判1枚を使ってプレゼンテーションをする
ということでした。
目標と評価は、これらのプレゼンを聴いて「新しい気づきを全員が3つ以上もつ」という形で、最後までしっかり「評価」をしていました。
M1も各々、自分の言葉で理解したことを話していき、それぞれが異なる書籍を通して情報を交換するのですが、考え方を同じにするものが交錯するのですから、共通する見方・考え方が飛び交います。この活動を通して、十分に共通理解が促進されたのではないでしょうか。
いい時間にわたしは思えました。
2回ほど前の、院生ゼミのわたしの時間。
ここでわたしは、
ファシリティティブに進めるのであれば、時間開始の「インストラクション」がとても大切になる。
という紹介を院生たちにしていました。
これを覚えてくれていたのかな。うん、たぶん覚えていたに違いないです。
おだやかに、かつ、丁寧に(しかし、無駄な話を削ぎ落として)話していました。
特に、「目標と学習と評価の一体化」に関する説明や、その視点にたったゼミの進め方はとても的を射ており、すごいなあ。これなら任せても大丈夫だなぁと思えるほどでした。
さすが、3年間いるだけあります(笑)。
もちろん、「目標と学習と評価の一体化」の考え方に納得してくれるか、よしとするか、(そういう集団にいるので取り囲まれる可能性は高いでしょうが)自分の判断に任されています。彼は、自分の中でしっかりと消化していったのでしょう。 会議を終え、院生たちのゼミ映像を見ている時間。
とても豊かな時間を過ごせました。