映画感想「仮面ライダーギーツ✕仮面ライダーリバイスMOVIEバトルロワイヤル」
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60歳近い自分と,20歳の息子。この2人で仮面ライダーを観に行くのもちょっと恥ずかしさを覚えるが,まぁ,男2人でプリキュアの映画を見に行ったこともあったことを考えれば,恥ずかしさはまったくない(笑)。
そう、(わたしをよく知っている人ならわかるとおり)仮面ライダー龍騎のにおいをプンプンと醸し出しているのだ。
当時の龍騎は仮面ライダー同志の殺しあいで、よくぞこの内容を1年間続けられたなぁと思う内容だが、人間の欲というものをうまく表出していたストーリーだったと思う。
ギーツはイマドキ、仮面ライダー同士の殺し合いはできないと判断したか、それともすでに龍騎でやっているので最初から考えられていなかったか、仮面ライダーー同士、与えられたゲームをクリアすることで生き残りを書けるというストーリーになっていて、今っぽい。
これに、前シリーズの仮面ライダーリバイスのストーリーも絡み合い、子ども向けにはなかなかうまくできたお話だったのではないかと思う。
龍騎ファンに嬉しいのは、当時の仮面ライダー龍騎に出演していた俳優さんがそのまま登場してくれていること。ちょっぴり懐かしい。その流れで、YouTubeで何本か今回の映画エピソードを語ってくれているのもいい。 そういう意味では,もう少し仮面ライダー龍騎の背景だったり,エピソードだったりを描いてくれたらうれしかったが……。当然,タイトルにも龍騎の名前が入っていないわけだから,期待しすぎたこちらが悪い。
といいつつも,劇中には,ちょこちょこと当時の仮面ライダー龍騎を知っているからこそ,クスッと笑える場面がいくつかあった。わたしのような,昔からの仮面ライダーフリークに向けた作りをしてくれたことに感謝である。息子も仮面ライダー龍騎を復習しており(笑),2人で盛り上がった。