映画感想「ヲタクに恋は難しい」
https://youtu.be/r1GvfytqwaQ
ヲタク映画といことも去ることながら、「ラ・ラ・ランド」のパロディというか、(これ伝わるかどうかわからないけれど)「ラ・ラ・ランド」の安っぽいパクリのような映画になっていて、笑えますというか、とっても親しみがわきます。 東京を舞台に、路上や街ナカで歌って踊っているのがなんとも、微笑ましい。(本当にいい意味で言っています)安っぽいなぁと思う。
山﨑賢人さんも、高畑充希さんも大好きな俳優さんで、特に、高畑充希さんはいつもどおり、女性を脱ぎ捨てているというかもうぶっちゃけててて、本当にさすがに役者というか女優さんだなぁと思う。 本当にいつか、舞台を見てみたい。
高畑充希さんの舞台を見るのがわたしの夢のひとつです。
ストーリー的にはそんなにめちゃめちゃドラマチックな山場はなく、可もなく不可もなく、やんわりと安心して見られるラブコメディという感じ。まぁ、よくありがちな、ものすごく嫌な登場人物が出てきて……みたいなのがないのはとってもいいです。最近、そういうパターンに嫌気がさしているし。
もう、ほとんど、山﨑賢人さんと高畑充希さんのヲタクワールドの中で物語が進行していって、わたしはヲタクじゃないけれど、幸せだなぁって思う。 自分の日常生活の中で、他のことを脱ぎ捨てて、忘れて、夢中になれる何かがあるって、とっても幸せでしょう。それが(他者を傷つけない、公衆道徳に反しないということが条件とは思うけれど)何であろうと。わたしはそれでいいと思うなぁ。
息子は、それこそ、ゲーム、アニメ、ヲタクになってしまっているけれども、私から見て、うらやましいなぁと思う。 だって、起きている時間、自分が夢中でやりたいことがありすぎてありすぎて困っている(いや、実際には困っていないけれど)くらいなんですよね。じゃあ、わたしはなにかあるか?と言われるとなんにもなくて、もし、時間があったとき、何をして過ごしていいか困ってしまう……。無駄に時間を過ごしてしまうわけ。
たぶん、息子の時間感覚を知ることはできないけれど、1日1日があっという間だろうなぁと思うのね。
もう、この映画を見ていて、にこやかに見れたし、うらやましうてうらやましくて仕方なかった。
一つ、疑問というか、どうなっていくんだろうなぁと思うのは、この方々が歳を重ねていって、40、50歳代、またはもっとその後になったとき、この「ヲタク」の感覚や過ごし方、時間軸ってどうなっていくのだろう……。ちょっと楽しみ。その頃、わたしはこの世の中にはいないのだろうけれど。