映画感想「ターミネーター:ニュー・フェイト」
https://youtu.be/VQkbQ-WpjBg
息子と見にいきたかったのだが、先週の家族温泉旅行の時に誘ったら、すでに見てしまったということで残念ながら一人で上越で見た。 その日の最後の 上映時刻に行くと、お客さんはわたしを含めて2人。いつものように、わたしのプライベートシアターのようでいい気分。
さて、ターミネーター。今時の技術を使っての表現だから、ターミネーター1や2に比べたらリアリティ感半端ないのだけれど、どうもどうも…だ。うーん、つまりはストーリーに新鮮味がないわけだね。1や2を見たときの「驚き」がない。もう仕方ないのだろうなぁ…。これは、続編の宿命なのだろう。
観客が初めて受けた衝撃、つまりは、自分自身の中に「こうなるだろう」という予想を超えた感覚を受けた映画を見てしまったとき、当たり前だけれど、この映画の続編が見たい!となる。しかし、その後続編が作られたとして、最初に見た時の「あの感覚」を超えるものには見つけられない。(あ、そういえば「ターミネーター」って歳をとることが衝撃であった。見た目、ずっとあのままで歳を取らない設定だとずっと思っていたわたし)
その意味では「ターミネーター1」からの「ターミネーター2」という流れは同じ「ターミネーター」を扱っていて、登場人物が重なっていても「あっ」と驚く技術革新、登場人物、ストーリーがあって驚いた。うまく考えられていたよなぁ。あれって、最初から「1」と「2」まではストーリーができあがっていたのかしら。
そういえば、「ターミネーター2」が盛り上がっていた当時、そんなに裕福じゃなかったわたしの家になぜか結局はAVの主役になりきれなかった「レーザーディスク」があって、これまたそんなに安価ではなかったためにそんなに買うことができなかったレーザーディスク盤であったが、どうしても欲しくて「ターミネーター2」を買った記憶がある。こういうものにお金を出さないケチで貧乏なわたしとしては珍しい行為だった。 こうなると…。続編が噂される、「トップガン」とか「マトリックス」ってどうなるんだろうなぁ…。上映されれば、結局は見てしまうわたしだけれど、これって「とにかく安易に収入が欲しい」と思っている映画人にうまく踊らされているのだろうなぁ。当時大ヒットしたロックグループ(等)が再結成して再結成コンサートすると同じような感覚だよなぁ…。