映画「ボヘミアン・ラプソディー」感想
https://youtu.be/H7umx1jgkoQ
知り合いの何人かが「この映画を見て泣いた!」と話していて、かつ、QUEENのファンではないものの(嫌いではありません)、この当時のロックミュージックは好んで聴いていたので、その時の時代状況もなんとなく知っていて楽しんで観られるかなと思って観てきました。 結果的には、私としては「うーん、こんなもんか」です。
結局は、エイズという時代の病にかかってしまったというやるせないところはありつつも、その部分を除くと、わたしたちがステレオタイプで一色単に考えてしまう「ビッグスターの成り上がり物語」にぴったり重なってしまうストーリーですよね。 若い時にあふれんばかりのエネルギーと才能によって栄光を掴むと、そこからメンバーとの確執があって落ちぶれていく。そして落ちるところまで落ちたところで、何らかのきっかけがあって再度栄光へと駆け上がる…。
うーん、随所にQUEENのステキな曲が流れてきたり、その曲が生まれた時のエピソードが埋め込まれているので部分部分で楽しむことはできましたが、まぁ、そういうもんだな…という感じで見ていました。
もちろん、当時のライブエイドに瓜二つの映像がこの映画はすごいのだという方がいることでしょう。しかし、これを推すということは、Queenそのものよりも、ものまね歌合戦のコロッケがすごいということを言っていることになります(わたしは、ものまねが大好きで年末に放映される番組をいつも楽しみにしています)。こうなるとまた別な話になるなぁと思います。 いつか見て観たいです。