日本学級経営学会第4回研究大会終了〜達成感と成就感,そして次へ!〜
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ここ数年,わたしの1年間のルーティンの中で最上位にくる大切なイベントです。
なんといっても,志を同じにする仲間と「これから」を主体的に創り上げようと立ち上げた会のわけですから。
大きなトラブルなく終えることができて,ホッとしています。安心しています。
裏方中心のわたしとしては,最後まで,参加者のみなさんに嫌な思いをさせないかと心配で心配でしかたありませんでした。表面上は,平穏に過ぎてよかったぁ〜と一人,宿舎で脱力しています。
そんなこんなでお金のないわたしたち学会は,大会HPもすべてわたしの手作りです。
たぶん,今回参加された方には,なんだか使いにくいなぁ,古びている仕組みだなぁと思われた方がたくさんいたことでしょう。
そうなんです。だって,わたしが作っているのですから(苦笑)。
そのあたり,大目に見てください。
そんな,稚拙な学会HPを大いにカバーしてくださる,基調講演をしてくださった川俣智道路先生(北海道教育大学)。川俣先生からの話をもとに発展展開してくださった赤坂真二先生,青山新吾先生。もう,近くで聞いていてわくわくが止まりませんでした。 みなさまには,いつもながら,いえ,いつも以上に感謝。
午後の研究発表も年々充実していることを感じます。
参加者もそれを知っていて,質疑応答の食いつきがさすがと思いながら,聞いていました。
本学会は,現場があってこそ成り立つ学会ですので,現場と研究者とが必然的に良好な関係でないと成立しない状態になります。そこがいい空気感が流れていく要素になっているのではないかと一人分析していました。
嬉しいことに我がゼミ生からも人の発表がありました。
少しずつ,実践と理論の往還に結びついている感じがあります。特にうれしいのは,ゼミ生の学会発表後の表情です。やりきった感の表情,そして,「発表してよかったです。得るものがたくさんありました」と言ってくれる彼ら。よかった。それだけで,わたしは幸せです。
ちなみに,阿部ゼミからは下のようなタイトルでの発表がありました。
協働的な学習場面における教師の全体への声かけの効果の検証-学業的援助要請に着目して-
継続的なストップモーション方式による授業のリフレクションが与える教師への影響について
「きく」力を育成するゲームを朝の会で行うことで教科学習に与える影響
児童のペア・コミュニケーションに関する事例的研究ー全校の異学年交流の場面においてー
学級適応感の低い児童のペアコミュニケーションを通した変容
カードゲームの振り返りに関する事例的研究
阿部ゼミは何でもありのゼミです。ゼミ生の興味関心を突き進んでいきます。そして,その興味関心を聞いていくことが楽しいし,そこに,少しでもわたしの知見が役立てたとき,わたしもヤッタァと思います。これからもみんなと共に学んでいきたいです。そして,おもしろいことをしたい!と思って阿部ゼミに来られる方を歓迎します。
来年度も,同じ時期に,第5回研究大会を計画しています。
ぜひ,よろしくお願いします。
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