授業が本格的に始まった。緊張感と共にM2ゼミ生の愛らしさ加減がかわいい
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今年度、前期の木曜日は1週間のうちのピークだ。
上越と東京の移動が大変だが(なので、今年度限りにしたいと思っているが)、移動中に「強制的な読書の時間」を確保できるのは、それはそれで貴重である。研究室にいると、結局はずっとパソコンに向かって、何やらパソコンで行なう仕事をしてしまいがちなので。
さて、本日、今年度はじめての「協同的な学習実践論」があった。
昨年度から、始めた授業であるが、昨年度は自分の中の予想を超えて27名の参加があり「うーん、予想以上の人手だけどまあ、ギリギリいっぱい許容できる範囲か」と思って進めてきた。
本日、教室に入ったら40名の参加である。どうしようか…。
後半は、模擬授業の展開と、それにかかわってリフレクションを大切にしたいと思っているのだ。昨年度とは同様の進め方はできないなあ。でも、大切にしたいなぁ。 このまま40名が本格的に履修登録をしてくれるのなら、後半の進め方を少し変更(大人数用にバージョンアップした形)で授業を進めるように考えてみよう。今、こうして書き進めていく中で、ちょっとアイデアがわいてきた。ふふふ。
それにしても、(大人である彼らにこういう言葉をかけていいのかわからないが)M2のみんながかわいい。
今のところ、M2しかゼミ生は存在しないので、7名、わたしのところには院生がいる。
この院生たちが、火曜日に、赤坂真二先生と共に展開する新設した共通科目「協同的な学級経営」と本日の「協同的な学習実践論」のどちらかに受講(聴講)しているのだ。どちらも受講している院生もそれなりにいる。本日の授業なんて、M1の時に受講しているし、ほとんど似たようなことをしているにも関わらず、ニコニコ参加しているのだ。 なんだかなぁ。こちらとしてはやりやすいのかやりにくいのか。
例えば、同じ授業に参加するメリットを考えてみたが、本日の感想に「昨年に比べて〈聴く力〉が身についたように感じる」というようなことを書かれているゼミ生がいた。
なるほど、昨年の自分の感覚と比較できるのか。
何度か書いているが、わたしは一度見たテレビ・ドラマ、映画、一読した本を繰り返し見たり読んだりしない人間である。そこを自分の良さでもあり欠点でもあると思っているのだが、このゼミ生を代表とする、一つの省察力に感激した。
また、模擬授業をすることを彼らは知っているので、それを承知の上で受講しているところ、昨年度度は異なる参加具合をしようという「意気込み」(とまでは思っていないであろうけれども、そういった感覚)があることがすごいなぁと素直に思う。
もっと、深く自分のゼミという形で焦点化して振り返ってみると、ゼミそのものに私の参加具合(コミット率)が少ないので、わたしの立ち位置や考え、あたりを吸収するのには授業に参加するのが一番とM2のみんなは判断したのかもしれない。
なにはともあれ、M2の皆さんの判断だ。みんなには嫌われていないということを確認できてよかった(爆)。