惨敗感いっぱいの日大授業
https://1.bp.blogspot.com/-rLpV2AE18-Y/VUIJklrxvsI/AAAAAAAAtWQ/QuDiHxdPQdc/s800/school_class.png
本日、日本大学商学部非常勤講師授業の2回目。毎週火曜日に東京世田谷通いです。 ちょっと、久し振りに授業を行って敗北感を感じました。
もちろん、授業や講座その他で満足いくものができているのかと問われると全てにおいてクエスチョンがつきますが、それにしても、本日は、ダメダメでした。
まず、準備してきた通り、頭の中で考えてきた通りに時間を過ごすことができなかったこと。もう、全然でした。なぜに、こんなにタイムマネジメントが狂ったのでしょうか。ちょっと読みがアマアマです。情けない。
次に、わたしの見立てと実際の学生さんの現状に乖離がありすぎます。ここの溝をしっかり埋めないと話にならないなぁ。どうすればいいんだろう。考えなくちゃ。わたしがトツトツと語る時間にだけはしたくないです。「与えられる」授業って、めちゃくちゃ(わたしが)つまらない。わたしは「教えたつもり」になって、学生も「学んだつもり」になってしまう。だったら、読書会をして、みんなで感想会を開いた方が何倍もいい。
同じ会場に、40人近く集まっていて、その人数が学び合う関係をつくって、自分であるもの、あることを学び取るような「場」を設定できないのであれば、価値ありません。というか、わたしが担当する意味がありません。
わたし自身は、「教育技術の法則化運動」をくぐりぬけ、「授業づくりネットワーク」という「異質の学び」を標榜する団体で学び続けてきて、自分自身、ずっと「内容論」よりも「方法論」に依って立ってきたので、今回、日大商学部さんにお願いされた授業「教育の技術・方法論」を担当するのに、なかなか自分はふさわしいのではないかと思っていたわけですが…、うーん、どのように構成するかなぁ。難しいですね。 ただ、一人落ち込み、帰りの新幹線の中で、本日の授業の感想用紙を広げて読んでみるに、「活動重視」「協同重視」で、実際に「演習」「アクティビティ」を取り入れているわたしの授業は、まぁまぁの評価のようです。もちろん、直接わたしが読むことを知っているので、リップサービスが多分に入っているでしょうが。
自分の中で「教育技術」を再編成する意味でも、次回に向けて授業をつくっていきます。 次回は「ネタ論」として、有田和正先生(のビデオ)に登場いただく予定です。