実り多き「第2回学級経営実践セミナーin北海道」
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今年、学級経営の学会を立ち上げました。様々な理由、思いがあります。 その思いの優先順位が高いところに、多くの現場実践者が悩み、そして工夫している「学級経営」という言葉をキーに互いに学び、情報交換をする「場」を設けたかったことがあります。
そして、学級経営を感覚的に行うだけでなく(この、感覚的に行うこともとても大切なことと思いますが)、客観的なデータや様子等々を「媒介」して互いに分析したり、考えたり、実践に取り入れたりする「場」を設けたかったことがあります。
その思いを抱いて、久しぶりに足を運んだ北海道。とっても素敵な時間を過ごすことができました。 全てを企画し進行してくださった山田洋一先生、事務局の皆様、そして、興味を抱いて参加してくださった皆様、感謝いたします。 先のような思いを抱きながらも、実を言うと、わたしは「学級経営」に関する実績、業績が少ないです。ですので、皆様の前に立ったときの情報提供するもとを探すのに苦労します。もともと、私自身、エピソードを記録したり、記憶したりが苦手な人間で、この部分をしっかり磨いていきたいと思っているのですが、過去に遡っては難しく結局は抽象的な物言いになってしまいます。 そんな中、今回一緒に会を進めるのが、赤坂真二先生であり、山田洋一先生です。この海千山千を経験してきた2人と一緒に時間を分け合って話すのかと思うと、もともと小心者のわたしですが緊張しっぱなしの1日でした。 といいながら、とっても不思議な感覚を持ちました。
いつも、自分に自信がないためと自分からあまり学級経営という冠のついたセミナーに参加したいための両方が重なって「学級経営」に関連して人の前で話すときは、ほかのテーマで話すとき以上に緊張します。つまり、自分で勝手にアウェイ感覚を抱いてしまいます。しかし、今回、初めてお目にかかる皆様がほとんどだったにもかかわらず、ホーム感覚で過ごすことができました。
これって、なんででしょう。
不思議です。そして、うれしいです。
この感覚の原因をしっかり探ってみたいです。自分の緊張するときしない時がわかるかもしれません。
よく言われることですが、「話し手」や「情報提供者」になることが一番「学び」多き者です。得をするわけです。今回、皆様の前で話す機会をいただき、大変な学びになりました。そして、ズドーンと「学級経営」に自分の興味関心を持っていこうと思っている、改めての契機になりそうです。
さて、自分の「気持ち」だけでなく内容の話も。
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今回、学級経営に絡めて、『学び合い』の話をする時間を設けてもらいました。そこで擬似体験も取り入れたのですが、有効に働いていました。ある方々は進んでホワイトボードを活用し、互いに視覚的に理解しようと動き出していました。今回、50人以上の参加者がいたわけですが、やはり、人数が多い方が『学び合い』は機能しやすいです。 前で話す機会をいただいたとき、参加した方のニーズに応えながら、その実践や考え方の有効性も示すといった、まさに「理論と実践の往還」ができるよう自分のフィールドで実践研究を重ねていきたいし、そのためにはどうしたらよいか考えていきたいと思います。 北海道の皆様、ありがとうございました。