学部3年生担任として迎える「卒業研究発表会」はドキドキと共に彼らの成長を間近で見ることができて幸せです♡
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21人の卒業研究発表(いわゆる卒業論文発表会)を行った。
わたしは4年生を1人担当しているので、その学生が無事に堂々と発表できるかとってもドキドキして過ごした。その緊張の結果、なんと学生の晴れ姿(発表の姿)の写真を撮るのを忘れてしまった。前回のリハーサルに工夫を加えて発表できたこと、がんばったと思う。
それに加えて、ずっとずっとドキドキしながら過ごしてきたことがある。
それは、学部3年生担任としての自分である。
卒業研究発表会の企画進行は、学部3年生が執り行うことが本コースでは決められている。
もちろん、学部3年生は初めてのことなので、先輩に昨年度のことを自主的にリサーチしてもらうと同時にわたし(担任)の方で漏れがないように、かつ、(できることなら)学部3年生の創意工夫が加えられるように支えてあげられたらと思う。
(こういうところにこだわり、立ち回ろうとするところが、現場から来た人間の性<さが>であり、よさなのだと思いたい)
12月半ばから、学部3年生とは連絡を取り合い、進めてきた。
わたしの方からは必要最低限のことを学部3年生の卒業研究実行委員のメンバーに伝えた。
(彼らは、自分たちで進めやすいようにと、進んで卒業研究実行委員会という組織をつくっていた)
その後、彼らを窓口に自分たちで考えたことを行ってもらいつつ、途中経過を逐一報告してもらっていた。
だから、今日は、自分の学部生がしっかり発表できるかどうか心配すると同時に、卒業研究発表会の進行がわたしの「確認無し」で自分たちだけで進められるかが、わたしの中での最大の関心事であり、自分自身への評価だった。
本当のことを言えば、わたしがもっと前面に出て、「こうすればいいのではないか」「こうしたほうがよい」ということを伝えるということがあっただろう。
でも、もしかしたらそうすることよりも質は劣るかもしれないけれど、彼らが考えて彼らが実行することを重視し、そのやりきったことに大いに「認め」「讃え」た。満足そうな彼らを見ているだけでよかったのではないかと自分自身にあるていどの合格を与えたい。
この創意工夫は、(第一次)懇親会の席上でも発揮された。
ずんずんずんずん、彼らは自分たちの中で役割を交代しながら4年生を楽しませようと考えて進めていった。
わたしは単なる酔っぱらいでよかった。
うん。
教員のいない(第二次)懇親会では、もう少し、ハメを外してもっともっと創意工夫を発揮して彼ら自身、楽しんでいることだろう。
このような学生と共に過ごせることを幸せに思う。