創立40周年記念講演会、新井紀子さんの話はとてもわかりやすくて、納得できること多し!だった
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61q2SCaWUcL._UX250_.jpg
こうして、自分の勤務するところで、ぜひともお伺いしたい方の話を聞けるというのは幸せなことです。
思っていた以上に、話もわかりやすく、具体的で、納得できるものばかりでした。
いつものようにiPadproでメモを取りながらの参加で、いろいろと考えるところ、思うところ大ですが、わたしの中では下の一例が自分の思いをいろいろと集約できます。 【要注意】いろいろと新井先生がお話しになった言葉を使ってはおりますが、勝手に要約解釈しているのはわたしですので、新井先生の言葉のママ使っているわけではありません。責任はわたしにあります。
AIはコンピュータなので意味を理解することができない。
だから計算可能な関数を用いて「論理」「確率」「統計」を駆使して、「意味を分かったふり」をしているだけで「真に意味を理解することは今もこれからもない」
最寄り駅(具体的な話としては、東京駅)で、「おいしいロシア料理の店は?」と尋ねて提示されるものと
「まずいロシア料理の店は?」と尋ねたとき
「おいしいロシア料理以外の店は?」と尋ねたとき
どれも同じ(ような)表示結果が返される
で、(これはわたしが勝手に要約することですが)多くの「教科書を読めない人たち」もそれに近い状態である
新井先生の話が納得できるのは、しっかりとした「データ」を用いて話しをしてくださり、現時点で「明らかなこと」を述べて、かつ、「明らかにできなかったこと」も話されていることです。
わたしは、このような大規模な調査はできないし、AIに関する研究に関わることもないだろうから、今日の話を聴いて、感じたこと、考えたことをもとに、学校教育の中で自分がやれることを探ってやっていきます。