今年も始まりました「授業における学級づくり論」実験授業!〜最初からアクセル全開で楽しむ学生たち〜
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指導技術だ,学習指導案がきちんと書けるか……等と言う前に,授業者が(ここでは学生がですけど),授業づくりを楽しんでもらわなければ話になりません。
すぐに,学習指導要領には何が書いてあるか……,教科書ではどのように書かれているか……などと,思考を縛り付けるところから出発するのではなくて,「面白い」「楽しい」「(たまには)くだらない」ものから授業づくりを体験しておくことってとても大切だと思います。
そこで,この授業では,「自分のコア」に焦点を当てて,「学習指導要領」や「教科書」を全て無視して,「自分の好き,強み,こだわり」をもとに授業をつくってもらうようにしています。
全員が授業を行うことが必須です。
順番はくじで決めます。
今日が最初。
この日まで,わたしなりに丁寧に授業を進めてきました。
ここで言う「授業における学級づくり」とはどういうことか
自分の好き,強み,こだわりを見つめて実験授業を考える,行う,意味と意義
各人の「好き,強み,こだわり」には優劣はない。実験授業は優劣をつけたり,比較したりは一切行わない
自分の好き,強み,こだわりを(他者に開示していい程度に)思い切り開示し,みなに知ってもらい,共有してもらう時間なので,授業者が一番楽しくて,わくわくすることが大切であり,そうならなかったら(学生であるあなたではなく)わたしの失敗である
実験授業後,Padlet(というウエブ上の掲示板)を用いてリフレクションをしてもらうが,この場で一緒に体験してよかったという考えに至るリフレクションをしてほしい。ゆえに,授業を通して「あっ」とか,「ぐっ」とか,「うっ」とか,「おっ」とか心や体や頭にきたものを言語化して肯定的な,かつ,建設的なフィーづバックをしてほしい。
ということを繰り返し強調してきました。
学生は,昨年度までの学生の実験授業映像等を参考にして,イメージを膨らませてきたことと思いますが,それでも,最初の授業者は緊張していたと思います。
次からはね,道ができたから,実際に体験した後だから,「こんな感じね」ということで進められると思うのですけどね。
それでそれで……。
ヒット曲の法則あり
恋バナや告白シーンあり
疑似旅行あり
と,最初からおもしろい展開になりました。
これで安心。
今年度も,おもしろい時間となりそうです。
毎年のことながら,学生たちの力でなんとか授業を進められています。