上越教育大学教職大学院教科教育・学級経営実践コースサテライト講座in仙台2019+第49回縁太会「『学び合い』教室アップデート学習会」終了
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東北出身のわたしとしては、馴染みの方もいらっしゃいますが、講座やセミナーを重ねるごとに、どんどん若い方々が参加されていて、初めてお目にかかる方々も多く、こちらも緊張します(参加された方も、阿部という人間はどんなやつなのだろうと思って緊張されているかもしれませんが)。 年長者の私としては心地よい緊張ではありますがね。若手の実践家と知り合うことができるわけですから。また、来年度の春から教員になるであろう大学生なども自ら友人と声かけあって来てくださり、その積極性に感激しました。あとは老害を発揮しないようにするだけです。
加えて、仙台には、鈴木優太さんや堀多佳子さんといった力強い味方がいらっしゃるので、他の地域で行うことに比べたら断然心強いわけです。そこだけでも、とっても幸せです。 午前中のサテライト講座では、今回は、わたしにしては珍しく『学び合い』をテーマに120分行いました。『学び合い』を正面からテーマとして扱って講座を行うのはなかなかやっかいです。『学び合い』をテーマに120分は。つまるところ、『学び合い』は「考え方」ですから、表出される「形」には様々なものがあるわけです。そこがなんともね。どうしても方法論やら、立ち歩き、交流にこだわる方々がいらっしゃると意識がズレるわけです。『学び合い』ではなく「学び合わせ」をしていませんか?とね。 そのあたりの伝わり具合がどうかなぁ……と思っていましたが、参加者アンケートを読むと、参加者各自に、各自なりの消化をしてくださっている感じで、少しはほっとしました。
午後は、仙台を中心とした実践者が『学び合い』実践の発表(報告)をしたわけですが、これがとってもおもしろかった。
皆様、さすがと思いました。
『学び合い』を方法論や、形から入っていく人からすると、違和感があるかもしれないものを自由に各発表者の中で落とし込んで、加えて各発表者の好き、こだわり、得意のプレゼン方法で発表していたのがおもしろかったですねぇ。一定のフォーマットがないというか、それぞれに自由というか……\(^o^)/。 さんは東北青年塾つながりだし、遠藤浩美さんは阿部ゼミの出身者であると同時に、福島県内の自主サークル福島PIECEのメンバーですからね。普通の方がお堅く発表するのに比べて個性的で、面白いのは当たり前です。 そして、本川良さんは同じ頃から東北出身者として『学び合い』を一緒に展開してきたわけで、アウトプットする部分に関しては違いがあるものの、考え方に関しては互いにめちゃくちゃ共感しあっています。言葉に出さなくても分かる感じだし、言葉に出すと、やっぱりそう考えていましたか(笑)となるんです。おもしろいです。 ちょっと、何周りかしたのかわかりませんが、こういう空気で若い方々と集会?セミナー?を展開できるのだったら、また東北青年塾のようなものを再スタートしてもいいですよねぇ(といいますか、縁太会があるからやっぱり東北青年塾の居場所はないか)。もちろん、再開するにしても名称や目的や進め方は随分と変えなくちゃいけないと思いますけどね〜。 本当にとっても面白かった。
(ただ、わたしの居場所がないか。今回は、偶然わたしの居場所があっただけだもんね)
【参照】