上越教育大学教職大学院教科教育・学級経営実践コース2020年新潟講座(阿部の担当分)無事終了
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上越教育大学教職大学院教科教育・学級経営実践コース2020年新潟講座(通称、新潟講座)を無事終えました。
当初は、新潟市へ出かけていって対面で行う予定が、急遽、リモートでの実施。
2週間前に変更してお知らせしたところ、定員(21名)が埋まっての開催。たくさんの方々に参加していただき、本当に感謝いたします。あとは、皆様の今後の学びに生かせるような時間だったかどうか、そのことが気になります。
もちろん、新潟県内の方々が多い中、京都や三重、東京、仙台、福島等々からの参加とバラエティに飛んだ方々(職種も教員以外にも学生、一般の方も参加してくださいました)での開催。私自身、たいへん学びになりました。
「オンライン」や「リモート」という不自由さを理由に、画面に向かって話し続けるような一方的な情報伝達の講座、セミナーにはしたくありません。
というか、わたし、話し続けられないのでできません。もとい。話し続けられないのもありますが、私自身、話を聞き続けることがとてもとても苦痛です。だったら、非同期でいいし。YouTubeのように動画パッケージにしてもらって好きなように見て、止めて、早送りして、何度も見返ししてすればいいと考えます。
「オンライン」や「リモート」であっても、交流、対話を基本として考えていきたいです。
とはいいながらも、Zoomのブレイクアウトルーム(ブレイクアウトセッション)オンリー(任せ)の対話はなんだか……です。そこに集まったパワーバランスにおまかせするのはそれはそれこそ、「対話の丸投げじゃないか」とも思います。なんらかの「しかけ」「デザイン」「プログラム」をつくりたいですよね。
ということで、わたしの場合、「Zoom+オンライン共同編集できるツール」でのやりとり。そこで生じる、「ひらめき」「気づき」「メタ認知」そして「建設的相互作用」を大切にしたいと思っています。
今回は、3時間ではありましたが、わたしが用意したアクティビティが3つあり、みなさんにたくさん体験をしてもらうとアクティビティ体験を重視して、振り返りや全体での共有をあまり取らずに取れずに過ごしてしまったところが反省点です。本当はここが大切なんですよね。で、「本当はここが大切なんですよね」といいながら、それをしなかったということは「本当にここを大切と思っているのか」ということを自分に対して突き返すことにもなります。
その瞬間、その瞬間、「もったいない」「この方々とは一期一会だから今日できることを感じてもらえることをできるだけたくさんしていってもらおう」と思うがゆえに、つまり、有限の時間を無視して欲張ったからこそもったいない感じで過ぎて知ってしまうことがあります。
本当言えばね、同じメンバーで何度か繰り返して学んでいけるという見通しがあるともう少し丁寧に、落ち着いて話題提供や情報交換や対話を行えるのでしょうけれど。
とにもかくにも、本日参加された皆様と「オンライン上」であっても「体験を通して学べた」ことがとてもうれしく貴重に感じました。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。