やっぱり主観が入るととっても面白くなる……当事者性が加わることのリアリティ〜学部2年生授業
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今日は、ラーメン大好き!な女子学部生(2年生)が、上越市内にあるラーメン屋さんをプレゼンして教室内にいるわたしたちを上越市内のラーメン屋さん巡りの旅に連れて行ってくれた授業。 めちゃくちゃ盛り上がった。
ラーメンという、多くの人間が共通項として興味関心が高いものを取り上げたことも盛り上がった理由だろうが、「食べログ」などの一般的な評価の紹介に加えて、自分の主観をドンドンとつぎ込んでの紹介だったから、より盛り上がったのだと感じる。 これらの紹介のもと、ラーメンカルタなるものを自作して受講学生たちとかるたを楽しみながらラーメンを大好きになってもらうような進め方をするのだけれど、このときの読み札も、「食べログ+自分の主観」を入れた読み札にしてあって、もう聞く側は想像力が刺激されて、よだれが出まくる感じ。うまいなぁ。この授業構成。
改めて、
主観って強いなぁ。
主観って面白いなぁ。
主観って強烈だなぁ。
主観って当事者性を際立たせるなぁ。
「ラーメン大好き」を自分の言葉に消化して、昇華して、自分の言葉で伝える。実際に同じラーメンを食べたことが無いにもかかわらず頭の中に各自、ラーメンが思い浮かぶ。自然と各自、よだれが出てくる……ははは。
ともすると、客観性を強調しすぎることがあるけれど、「主観」の大切さを授業の中で実感しました。 今日は他に2つの授業もあったのだけれど、その2つからもやはりいろいろと学ぶところがあります。
最初、始まったとき、心の中で「なんだ、ペーパータワーか」と私自身のお得意のアクティビティが展開されると思ってみていたのですが、全体を見て、なるほどと思ったのは、考えてみれば当たり前ですけれど、「ペーパータワー」を展開する目的が異なれば、そのルールや進め方が変わってくるということ。
この授業を進めた彼は、自分が日常生活の中で「効率性」にいかにこだわっているかということについてみんなに感じ取ってもらうためにこの「ペーパータワー」というアクティビティを体験してもらうと自分のオリジナルルールを取り入れて展開していきました。
ここでは詳細は省きますが、「ペーパータワー」と「効率性」?なんのこっちゃい?と思う方もいることでしょう。そこの関係性や授業展開がおもしろかったなぁ。しっかりこだわりをもって、アクティビティを導入すると芯が立ちますね。 これもこれで、すっごく私自身考えさせれた授業。
「インド式計算」のおもしろさ、すばらしさを受講生に伝えたい学生がいます。
しかし、その伝えることができる時間は20分。
「インド式計算」の魅力は彼女にはたっくさんあふれるほどあるわけです。さて、どうやって20分を過ごすか。
これは、授業という制限ある中での永遠の課題でもありそうですね。
悩むなぁ、考えるなぁ。
今年の学生さんも、またまた、本当に素敵な人ばっかりです。
おもしろいったらありゃしない。