Macのインターネット接続共有で不思議な現象
https://gyazo.com/724aa1e99be4d7d24a6075056ac4c03c
みなさんは、Macの機能に、自分自身をアクセスポイント、一般にわたしたちが言うルータ化することができることをご存知でしょうか。つまり、Mac自身が有線(LANケーブル)でインターネット接続ができる状態であるのだったら、わざわざ別にWi-Fiルータを買わなくても、Macの電波の届く範囲で、無線LAN接続機器を活用できる(もちろん、その無線LAN活用機器でインターネット接続もできる)ということです。 だったら、わざわざWi-Fiルータを買う必要なくなるじゃん!という方もいるかもしれないが、もちろん、これにはデメリットがあって、その機能を活用するのであれば、常時、Macの電源を入れておかなければならないということになります。スリープ状態であってもこの機能は使えるようです。 わたしは大学に勤め始めてから研究室ではこの機能を使っています。研究室内にはWi-Fiルータはない。研究室に入ったら、最初にやることがiMacのスイッチを入れること。そのままMacはずっと電源が入りっぱなしで、帰るとき最後に行うことがMacの電源を切ることです。だから、上に書いたデメリットを感じないで使い続けることができます。 こうすることで、研究室内で使う、Wi-Fiで接続する、プリンタ、ScanSnap、EZCastPro、iPadpro、iPhone等々の機器は全て使える形になっています。便利です。その設定画面が、一番上の画面です。 設定の仕方は、例えば、下のサイトを見ると、詳しく書いてある。興味ある方はご覧ください。
まぁ、こんな偉そうに書いているけれど、これを教えてくれたのは、同僚の片桐史裕先生。一緒に大学に勤めることになったとき、Wi-Fiルータをどうしようか、Wi-Fiの設定をどうしようかとわたしが一人焦っていたとき、「Macが有線でインターネットに接続できているのであれば、簡易ではあるけれど設定できるよ」とさらりと教えてくださったのです。さすが、ICTのテクニシャン! そして、そのままずっとこの機能を使い続けてきたのだが、昨日、なぜか、気づくとその機能が使えなくなっていました。
「あれ?わたし、何も設定をいじっていないぞ?どうしたのだろう……」
と焦って、いろいろとMacの設定をいじりはじめました。こういうときって、焦ります。当たり前にできていたこと、もはや(少し大げさですけど)水や空気のように思っていたことができなくなると、とにかく、焦るし、気持ち悪いし、他のことできなくなるし、どうしようもなくなりますね。
で、モヤモヤしながら、昨日は帰りました。明日になれば、何事もなかったようにつながるかもしれない……。
で、本日。
やはりつながらない。
こういうときの頼みはインターネット。
すると、次のような記事を見つけました。
https://gyazo.com/2148ab0a6e5865549bd580ce5d6c32f3
上の、チャンネルですが、今まで初期設定で使っていたので、「11」のまま使っていました。
これを、上の参照記事のとおり、5GHz帯で使ってみようと思い、「36」にしてみたら、ななななんと!何事もなかったように、iPhoneとiPadproがWi-Fiにつながりました……。(ちなみに、上の記事ではiPhoneはつながらなかったようなことが書いてありますが、私のiPhoneは6Plusなので5GHz帯をフォローしているのでしょう)。うーん、そういうことなのかぁ。 しかし、昨日まで「11」で繋がっていたのに、他をいじっていないのに、使えなくなるのは、なんだか不思議すぎます。(といっても、知らず知らずにどこかをいじっていたのかもしれません。上の記事のFaceTimeが気になりますが、わたしはそこは関係ないようです) しかし、「36」のままでは、ScanSnapとプリンタがWi-Fi接続できないという問題に気づきました。ウーム。そこで、2.4GHz帯の一つである「1」に数字を変えてみました。すると……。無事、全機器がつながりました。\(^o^)/。 どういうことなんだい?Macさん!
というか、こういう専門用語、今回で言えば、「チャンネル」のようなものの数字を変えていいものかどうか、素人には判断できないところ多いですよね。
とにかく、「当たり前」にもどってよかったです。
さて、少しは仕事しますか。