10月最初の阿部研ゼミ。個別的で協同的でいい感じ
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学生さん達が、それぞれ真剣に話し合っているのを聞いて、よくもまぁ、多種多様な興味関心、技術、知識をもった方々が微妙な関係性の上になんとか成立しているものだと思って見ていました。
わたしのゼミ(阿部研究室)は、特定の主義思想のもと成り立っているところではありません。そして、学校教育という分類で見たときも、特定の教科領域で分けてはいません。それ故、それぞれの学生さんが自分の課題や研究の方向性を話しだしたと途端、個別的に話題が広がります。 一つだけ、強調するとすれば、教師が主導的になって進めるような学校教育活動関係には依って立っていないということだけです。あとは「スキル」に興味を持とうが、知識に興味を持とうが、教科教育へ進もうが、学級経営を中心に考えようが構いません。それぞれの話を楽しんで聞くことができるわたしがいます。
楽しんで聞けるというだけで、そこに何らかのヒントを出せるわけではありませんけどね。
自分の興味関心にどっぷり浸りながらも、一方で、他者についても若干の関心を持ち続ける。
そんな関係性かな。
同調圧力を敷いて、いつでも一緒、どこでも一緒、なんでも一緒、は変だし気持ち悪いという感覚を持ちつつも、おなじ空間に存在するものとして互いに認め合い、助け合う関係。 そうなるといいなぁと思っています。