授業づくりネットワークNo.39―探究する教室(授業づくりネットワークNo.39)
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一言
本号のテーマは、「探究」です。 教育界の1つの流れとして「探究」が最近注目されるようになっています。 しかし、他の教育用語同様に「探究」と言う言葉1つにしても、考え方や捉え方、進め方は人それぞれで統一されている感じがしません。 だからこそ実践したり研究したりしていく面白さがあると思いますが……。 今号では、その「探求」を様々な人が様々な視点で語ることで整理をしたり、または広げたりする 試みを本誌でしています。 ぜひ皆さんの頭の中にある「探求」を 深めてみてください。
私は、パート2で書評を書いています。 私を実践研究の世界に導いてくれた師匠でもある上條晴夫さんが書かれた「見たことを作文でふしぎ発見」です。 現場に入る頃、私も夢中で「見たこと作文」に取り組みました。今だからこそ「見たこと作文」に取り組んでみる価値があると考えます。 うまく書けているかどうか分かりませんが、ぜひ皆さんも「見たこと作文」に取り組んでみたらいかがでしょうか。 特徴と目次
生徒自らが課題を設定し、解決に向けて情報を収集・整理・分析したり、周囲の人と意見交換・協働したりしながら進めていく学習活動「探究」。
小学校や中学校では既に「総合的な学習の時間」の科目として実施されており、高等学校でも「総合的な探究の時間」などの科目として次年度より全面的に実施される。
従来の授業と大きく異なるこの学習が導入に至った現在、あらためてその意義と実践を今号では解説する。
もくじ
【巻頭座談会】
探究を何のために使うのか
誌上レポート
パート1 どうやる? 探究学習
特別寄稿
パート2 「探究」を考えるための本