Apollo&Artemisの導入
パソコンから超低遅延リモートデスクトップをするためのソフト類の導入
日本語の情報少なすぎる
そもそもSunshine&Moonlightすら日本語の情報少ないからこっちは無いに等しい
端末側で筆圧効くペンを使っていた場合、Windowsのペン扱いしてくれるから液タブ化みたいなことができる
iPadで林檎ペン使って接続先のPCのクリスタに描くと、なんと筆圧が効く
【参考にしたもの】
https://youtu.be/H0jmqVIhwIA?si=VDgKbNDL4Mydb_bK
動画だとビットレート最大にしてるけど別にしなくていい
前提いろいろ
【Apolloとは】
Sunshineのフォーク
Sunshineの基本的な機能に加えて、仮想モニターの自動作成などができる
SudoVDAが内蔵されている
接続したデバイスに合わせた解像度&リフレッシュレートで仮想モニターを勝手に作ってくれる
165Hzの端末で使えば165Hzでリモートプレイできる
テレビに繋いだXboxでMoonlightを使えばパソコンを移動せずとも4K120Hz環境でゲームができる
今はMoonlight相手でも使える
将来的には独立するらしい
【Artemisとは】
Moonlightのフォーク
現状Androidしか対応してない
iosとかXboxとかPCは素直にMoonlight使うべき、基本は同じなのでここの解説通りにできると思う
Android用に最適化されていて、いい感じになる
Apolloと連携できる用に作られていて遅延対策とかいろいろしてあるらしい
今の所マウス周りがWindowsでタッチパネル扱いに認識できたりする
他にも設定項目10個ぐらい増える(画面の回転制御とか)
説明フワフワ過ぎるけど情報少ないし英語だからなんとなくしかわかんねぇんだ
欠点として、スナドラ以外だと20〜30msぐらいの遅延があるっぽい
スナドラの遅延を減らす目的のフォークがある
Dianaを導入した
【SteamLinkとの比較】
遅延が少ない
これに関しては圧倒的
家のWi-Fiで映像飛ばしてるだけだから間にサーバーが挟まらない
遅延の参考としてはゼンレスゾーンゼロのパリィとか原神とかモンハンマイクラは余裕、音ゲーFPS はちょっと厳しい
Bluetoothイヤホンとiosで音ゲーする遅延よりはだいぶ少ない
エンコーダーはH.264、HEVC、AV1の3種
自分の環境ではNVENC AV1を使います
メインディスプレイ以外もストリーミングできる
SteamLinkはミラーリングしかできない
仮想モニターの配信ができるのででかいタブレットとか使えば3枚目のサブモニターにもできる
リフレッシュレート、解像度に制限がない
SteamLinkはFHD60Hzまで
カス
最近RazerがSunshine&Moonlight的なの出したらしいけど使ってないから比較はしない
した
【何故Sunshine&Moonlightではないのか】
Sunshineには仮想ディスプレイを自動作成する機能はない
以前はSunshine+ParsecVDD+vddswitcherでSunshineにコマンド突っ込んで擬似的に解像度の自動作成をしていた
ただ問題があって、解像度を自分で登録してあげないといけなかったり、デバイス切り替えるとたまに解像度が引き継がれてしまったりいろいろ微妙
他にもゼンレスゾーンゼロが仮想モニターの4K120Hzを認識してくれなくてフルスクリーンの選択肢が出てこない等
遅延とかの最適化がされている
らしい 体感はできてない
導入
とりあえずアプリを入れてセットアップで接続の説明します
【Apollo】
Githubからインストーラーを落とす
指示に従って普通にインストール
Sunshineと違ってアカウントの作成みたいなのを求められるので作る
これどこにも送信してないし多分ローカルでしか使わないから適当でいいかも
一応端末からApolloの設定開く時に使う
ログイン
正直これ以上弄る事無いから今の時点では最低限これでOK、後でセットアップで弄る
追加分
Settings>General>localeで日本語にしておく
アプリケーションタブの中身全部削除
別にあってもいいけどどうせBig Pictureとか使わない、通常起動っぽいのもVirtual Desktopで起動するからいらない
いる人は残したり自分でPlayniteとか追加して
Advancedタブの一番下の「特定のエンコーダを強制する」をNVIDIA NVENCに
使ってるグラボに合わせる
一番下にある保存を押す>適用を押してページをリロード
【Artemis】
Githubからapkを落とす
名前がmoonlight-androidだけどこれでいいです(中身はArtemis)
普通にapk使ってインストールするだけ
Moonlight使う人はあっちは普通に各ストアにあるのでダウンロードしてください
【セットアップ】
端末でArtemis開いて接続先を選択
多分検出有効にしてれば接続先にするパソコンが出てくる
出てこなかったら手動で追加
選択したらウィンドウでPINが出てくるのでApolloでPinタブに移動して、端末名とさっきのPINを入力
多分あとで端末名変えられるので適当でもいい
追加できたらすぐ下に接続してる端末リストが出るので、青いボタンを押して権限を全部有効(緑)に
Moonlightだと全部有効になってる?未検証
とりあえずここでもう接続はできるようになった、ここからはバーチャルディスプレイでリモートプレイ&プレイ中パソコンの画面を切る設定
Artemisの歯車ボタンを押して設定を開く
解像度、リフレッシュレートを使用したいものに
僕は両方Nativeです
ここでリフレッシュレートが低いのしか選べない場合、一番下の方にUnlock all possible frame ratesがあるでチェックを入れる
Use Virtual Displayのチェックを入れる
Apolloの設定>Audio/Videoタブをスクロールして、高度なディスプレイオプションを開く
デバイス設定を「自動的にディスプレイを有効にし、プ ライマリディスプレイにする」に変更
「他のディスプレイを無効」の項目僕の環境だと効きませんでした
端末のArtemisからVirtual Desktopで起動
パソコンにて、ディスプレイの設定を開いてリモートプレイ端末のモニターとして認識されているもの以外の接続を切る
多分端末がプライマリモニターになってるはず、なってなかったらプライマリにする
おわり
おまけ
Artemisの下の方にあるHEVCを開いてAV1に
多分AV1でストリーミングできるようになる(端末が対応してなかったらH.264とHEVCしか選べない)
接続が安定するやつを選んだ方がいい
inputのTouchscreen ModeをTrack pad (Natural/Double tap to drag)にすると普通のリモートデスクトップにあるタッチパッドになる
デフォルト(Multi Touch)だとタッチパネル化できるけど、画面がデカくないとタッチパネルは普通に使いづらい
リモートプレイ中に端末の戻るアクション(戻るボタンとか画面端左右スワイプ)で設定を出してAdvancedメニュー>Select Mouse modeで一時的にモード変えられる、後で使いやすいやつに変える
一応自分のパソコンからVPNとかなんやかんや使って出先でもリモートプレイできるようにすることは可能らしい
引きこもりなので使わないし解説はしません
スナドラ環境で低遅延化をやってる人がいるっぽい
これ
Y700で試したけど確かにデコード平均4msぐらいになった(artemisは5〜6ms)
ただ最高7.5msぐらい出るのはartemisと同じ
redditの設定通りHEVCでframe pacingをBalancedにしたら平均2.5ms出た
最終更新 #2025/03 / 06
< #2025/02 /20>
#環境構築 #ゲーム