創発特性
部分部分の性質よりも、部分どうしの相互作用のほうが重要なのだ。個々のアリを調べても、アリのコロニーの仕組みはまず理解できない。そのためには、アリのコロニーを個々のアリの集まりではなく、アリのコロニーそのものとして理解しなければならない。これを全体の「創発」特性と呼ぶ。部分と全体が異なるのは、部分どうしの相互作用こそが重要だからだ。
個人に関する心理学的実験で〝バイアス〟が証明されたからといって、そのまま個人の集合体や全体の行動、集団の振る舞いについて理解することはできない。
この部分がめっちゃ好きYudai.icon
個人を理解したからと言って集合体を理解することはできない
社会は個の集合体という簡易的な言葉で表現することは出来ずもっと複雑であるYudai.icon