分割と結合
ユークリッドの「原論」
1章の始まり
1, 点とは部分を持たず、また大きさを持たないものである
2, 線は幅を持たず長さだけを表す
「初めに点ありき」で考えられている。
よく言う点の集まりが線みたいなやつYudai.icon
まず図形といっても無数にあるが、その中で特に直線から出来ている図形をとってみよう。このような図形は適当に分けていくとまず三角形に分けることができる。つまりこれが分析の手続きである。望みとならば三角形はさらに点と直線と角にわけることもできる。三角形は三つの点を直線結んでできる図形と考えても良いし、三つの直線が交わって出来たと考えてもよい。また三つの角を集めたものともみることができる。
「点と直線と角は図形を組み立てている原子のようなもの」 この原子から一歩一歩図形を作り上げていこう => ユークリッドの研究法
物質を分割していくと、それ以上分割できないような最後の単位に当たる。 = 原子 複雑なものを単純な単ににまで分けること = 分析と呼ぶ。 物質 => 原子 => 原子核、電子 => 素粒子 「一度分けられたものをもう一度つなぎ合わせる」= 分析、分割に対する結合である。 これは反対の手続き
化学者: 元素に分けてつなぎ合わせる。 = 合成することで新しい化合物をつくり出す もとどおりに合わせるとは限らないからこそ、今までになかった新しい繋がり方で結び合わせる
よく新しいものは組み合わせることでって言うけど分割する作業ってしてないYudai.icon
学問を学ぶって最小単位に分割する作業なのかも
大本の考えや歴史を学ぶ= 根源を知ることだから?
点、直線、角などの要素をしだいにつなぎ合わせていって複雑な図形をつくる。