Bruce Tognazzini: Principles, Techniques, and Ethics of Stage Magic and Their Application to Human Interface Design
タイトル
Principles, Techniques, and Ethics of Stage Magic and Their Application to Human Interface Design
ソース
Proceedings of the INTERACT '93 and CHI '93 conference on Human factors in computing systems (CHI93) ページ
355-362
年
1993
ISBN
0-89791-575-5
著者
概要
Magicians have been designing and presenting illusions for 5000 years. They have developed principles, techniques and ethical positions for their craft that this paper argues are applicable to the design of human/computer interfaces. The author presents a number of specific examples from magic and discusses their counterparts in human interface design, in hopes that human researchers will, having recognized the applicability of magic, go further on their own to explore its domain.
内容
コメント
奇術の本を読んでるとHCI設計の本と見分けがつかない
整合性が大事である
統一感
単純さ
実世界メタファ
見慣れたものは知ってると感じる
ユーザテスト
普通の人に見せろ。普通の人による問題の解析は間違っているが、問題のある場所の指摘は正しい
ショーマンシップ
キャラクタ
滑らかに
簡潔に
Macのゴミ箱は実世界メタファのためだけに存在するんじゃない。カワイくて皆が好きだったからだ
ソフトもステージみたいに生き生きと見せなきゃだめ
コンピュータを恐がるユーザでもだんだん使えるような導入システムを作った
リターンキーを押してるだけでなんとなく使えてる感が出るような
ユーザが使いたくなる/買いたくなるようなショーマンシップが必要なのだ
心理学
イリュージョンは95%が心理的なもの。トリックが1割以上あればやりすぎ
観客の気をそらすようなものがあると駄目
関係ないものであっても観客には関係あるように見えてしまう
疑惑などが発生する前にそれを払拭するような方法
アシスタントを消すマジックではあらかじめ薬を飲ませるなどして
アシスタントが全く動かないようにする。人間じゃないものと入れ替わっても変だと思わないようにするため
本当に起こっていることと、起こっているように見えることが全然違う
時間の扱い
トリックをやってると思ったより前に実は始まっていたとか、終わったように見えて終わってなかったり
「対位法」的にやる... こっそり次の準備をやっていたり
考えてる感をよそおうためにわざと遅くしたりするのも有効
;#手品