圧縮検証2: MMDなど透過動画のデータ(中間素材)を渡すときの可逆圧縮での受け渡しを考える
#雑検証シリーズ
概要
可逆圧縮かつ非破壊的なZip関係の圧縮方法を使ってみよう
少しでも再エンコを避けたい方向け。でかいファイルをやり取りしたい場合に、ファイルサイズを小さくしたままやり取りできるという利点
補足
この手法は、展開するとAVIに戻るため、編集時の負荷は考えないものとしている
プレビューや中間ファイルで扱うなら、AVIよりも先ほどの検証1を推奨
圧縮していないため計算コストがかからない(デコードの際低負荷である)ものの、ディスクからの読み込み負荷が高い
再生にはあまり適さない
条件
〈圧縮検証1〉と同じ(最高品質で圧縮できるならそれを優先)
AVIファイル1.48GBからどれだけ可逆圧縮できるか
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Windows標準での圧縮 (.zip) 89.8MB
標準なのに軽くね……手軽
png連番と同じくらい
7zip (.7z) 42.4MB
すごい軽い
これで可逆圧縮って本当……?
7zip (bz2) 52.0MB
うーん、7zでよさそう
7zip (zip/gz) 80.6MB
時間がかかる割に変わらないのでオススメしない
7zip (tar) 1.48GB
変 わ ら な い
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結果
できるだけ小さくして渡したい場合「7z」が一番良さそう
互換性重視ならWindows標準「zip」すると楽で早い
〈検証1〉の MOV や PNG連番 をこの手法で圧縮してもよさそうだね