圧縮検証1: MMDなど透過動画のデータ(中間素材)を渡すときの最適なエンコ形式を探す
#雑検証シリーズ
概要
MMDとかでAVI渡されるんだけど、あれファイルサイズデカすぎ問題
加えて、AVIで書き出したときに「121.5MB/s (972Mbps)」← これはHDDの限界レベル
一度エンコした方が、HDDの負荷も下がって編集しやすくなるのでは……というもの
条件
1920x1080
12秒 (15fps)
アルファ付き
元データ
ここにAVIは貼れないので再エンコはしている
https://scrapbox.io/files/661e642ed3eee60025f792c3.mp4
/icons/-.icon
AVI (非圧縮) 1.48GB
元データ、データ量が大きすぎて無理
現実的な容量、画質は十分で品質が良い
オプションによってスケールする(ファイルサイズが変わる)
最有力候補だがMedia Encoderが無いとエンコしにくい
4444でも良さそう
MOV Hap Q 74MB
サイズもAVIに比べて軽い
Windows標準で読み込めない(プレビューできない)のが欠点
ただMadMapperとかで読み込むならこれ
PNG連番 87MB
最強有力候補
プレビューするには動画ソフトで読み込む必要がある
ファイル数がすごいことになるけどフォルダにすればヨシ!
WebP 記録なし (推定4~40MB)
エンコード時間が長く現実的ではない
アルファにしたけど全然透過しない
却下
WebM/VP9 記録なし (推定4~8MB)
透過ファイルが読み込めない かなしみ
AV1 記録なし (推定2~4MB)
透過エンコードする環境/コマンドが見当たらない
これできたらデータサイズとしては最強
最新なので互換性はまだまだ
/icons/-.icon
結果
現状のオススメは、容量とのバランスが良い「Apple ProRes 4444 XQ」「Apple ProRes 4444」などのProRes系
ファイル数に目をつむることができれば「PNG連番」