きんちょうさん
わたしには つよくて こまる きんちょうさんがいる
そして わたしが おおきく なると きんちょうさんも おおきくなる
きんちょうさんが おこると
わたしは つっぱりに なる
それこそ ちっちゃな ころから つっぱりだったのだ
つっぱりが つづくと あっちこっちが いたくなる
けれど きんちょうさんは あさになると きえてしまう
でね わたしは いっしょう この きんちょうさんと つきあわなければ ならない
だれか うまい つきあいかた しらないかなあ
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詩
阿部さんが小学生の頃に書かれた詩です。
脳性マヒである阿部さんが当時感じた自身の身体について、綴られていますね。
阿部さんにこの詩について聞いてみました。
『小学五年の頃、
緊張が強くて息がしづらかった。そのため眠れない日が続いた。
この詩はそんな時に書きました。
中学に進学してから新しい薬の服用を始め、気持ち的に少しずつよくなってきました。
現在も症状に悩まされながらも、前向きに生きています。』