私はなにゆえ仕事をするのか
参考文献などはない。
幼いころから常識のように仕事をする方向に教育されてきた我々である。しかし、今一度なぜ仕事をしなければならないのかを考えてみたい。
倫理であるとか社会のためとかは置いておき、人は自らにメリットがある行動をするという立場で考察したい。
仕事をするメリットは下記の三つがあると思う。
お金
孤独感の払拭、あるいは人間関係の拡充
仕事を通じた自己の能力の強化
この三つが大事と思っているので、これらについて掘り下げたい。
お金
大多数の人は生きていくうえで自分でお金を稼ぐ必要がある。そのための手段はいろいろあるが、最もメジャーで整備されたレールの上にあり再現性があるのが、誰かに雇われて仕事すること、である。自身が対価として差し出す労働に対して見合っているか、それ以上にお金がもらえるならば大いに働く意義になるだろう。
孤独感の払拭、あるいは人間関係
仕事をしないとなると、違和感なく人とかかわる機会がほぼなくなる。つまり、仕事をしているならば必然的に人に依頼をしたり、されたり、職的距離の近さからコミュニケーションをとることがあるのである。一方で仕事をしない場合、意図に依頼したりされたりする機会が無く、特に職が与えられるわけではないので職的距離の概念すらない。
また、会社で働くならば少なからずコミュニケーション系のイベントがあると思うため、そういった機会を活かすこともできる。
仕事を通じた自己の能力の強化
よく仕事をしている中で、このワードを出すと好印象になるやーつ。ただし、趣味でなにかやっているときに仕事が隣接する領域であったり、仕事を通じて得られるジェネラルスキルを趣味に生かすことができる。よく言われるのは仕事のためのスキルアップであるが、趣味のためのスキルアップにもなるのである。プライベートに関しての充実の側面としてもある
あとは最初に社会のためとかは置いておくとか書いたが、なんだかんだ身近な同じPJなどの人のために活躍できるのはうれしいことである。
裏を返せば、働きたい会社とそうでもない会社の境界は、上記条件が1つしか満たせないような場所で、働きたいと思えるのは2個以上満たせる場所ではないかと思う。そうすれば、プライベートで叶えたいことを達成できるためである。仕事のための仕事も良いが、その比率が多くなるとそれだけ文化的人間としての死を意味するのではないかと思うため、プライベートで叶えたいことを達成できるというのは重要に思える。
2024年12月22日時点では、
お金はめっちゃ多くはないが少なくはない、0.8
人間関係に不満はほぼ感じていない、0.9
自己の能力の強化、それも自身の興味領域に近い、1
といった感じで、2.7点程度の点数と思っており良い職場かと思っている。