PEEK()
PEEK 指定アドレスの値参照(数値関数)
書式
PEEK( 仮想アドレス )
引数
仮想アドレス : 参照を行うSRAM領域先頭からの相対バイトアドレス(16ビット) $0000 ~
戻り値
指定した仮想アドレスに格納されている1バイトデータ(0~255)
説明
指定した仮想アドレスに指定したデータを書き込みます。
仮想アドレスの指定には次の定数を利用することで有用な領域への書込みが簡単に行えます。
VRAM :画面表示用メモリ(CW×CH) サイズは利用する画面デバイスにより可変
VAR :変数領域 サイズ 420バイト
ARRAY :配列変数領域(@(0)~@(99) ) サイズ200バイト
PRG :プログラム領域 サイズ 4096バイト
MEM :ユーザーワーク領域 サイズ1024バイト
GRAM :グラフィック表示用メモリ サイズは利用する画面デバイスにより可変
ユーザーワーク領域は利用者が自由に利用出来る領域です。
それ以外の領域はBASICの実行にて利用する領域です。
例として画面上のカーソル位置X,Yに格納されている文字の参照は次のようになります。
code:peek_sample1.bas
C = PEEK(VRAM+Y*CW+X)
エラーメッセージ
Syntax error :文法エラー、書式と異なる利用を行った
Out of range value :領域外のアドレスを指定した
'(' or ')' expected :括弧の指定が正しくない
Overflow :指定した数値が-32768 ~ 32767を超えている
利用例
文字"A"のフォントデータを参照し、2進数で表示する
code:peek_sample2.bas
10 FOR I=0 TO 7
20 D=PEEK(FNT+ASC("A")*8+I)
30 PRINT BIN$(D,8)
40 NEXT I
実行結果
run
01110000
10001000
10001000
10001000
11111000
10001000
10001000
00000000
OK