MAP()
MAP 数値のスケール変換(数値関数)
書式
MAP(値 , 範囲下限 , 範囲上限 , 新範囲下限 , 新範囲上限 )
引数
値 :変換対象の数値 -32768 ~ 32767
範囲下限 :対象数値の数値の下限 -32768 ~ 32767
範囲上限 :対象数値の数値の上限 -32768 ~ 32767
新範囲下限 :新しい対象数値の数値の下限 -32768 ~ 32767
新範囲上限 :新しい新しい対象数値の数値の下限 -32768 ~ 32767
戻り値
スケール変換後の値 -32767 ~ 32767
説明
指定した値のスケール変換を行い、その値を返します。
例:
code:MAP_SAMPLE1.BAS
A=MAP(ANA(PA07),0,4095,0,99)
32
OK
上記の例ではアナログ入力値0~4095を0 ~ 99のレンジに変換し、その値を返します。
アナログ入力や画面座標指定、PWMパルス出力等にてMAP関数を使うことで、簡単にレンジ変換を行うことができます。
エラーメッセージ
Syntax error :文法エラー、書式と異なる利用を行った
Overflow :指定した数値が-32768 ~ 32767を超えている
'(' or ')' expected :’(‘ または ‘)’が無い
利用例
アナログ入力値0~4095を0~3.3Vで表示する
code:MAP_SAMPLE2.BAS
10 CLS
20 GPIO PB1,ANALOG
30 V=MAP(ANA(PB1),0,4095,0,3300)
40 LOCATE 0,0:? DMP$(V,3)
50 WAIT 200
60 GOTO 30