INPUT
INPUT 数値の入力
書式
INPUT 変数
INPUT 変数,オーバーフロー時の既定値
INPUT プロンプト, 変数
INPUT プロンプト, 変数, オ ーバーフロー時の既定値
引数
変数 :入力した値を格納する変数または配列変数
プロンプト :文字列定数 "プロンプト"
オーバーフロー時の既定値 :-32768 ~ 32767
説明
現在のカーソル位置にて数値の入力をし、指定した変数にその値を格納します。
キーボードから入力できる文字は符号-、+、数値0~9、入力訂正のBS、DEL、入力確定のEnterです。
それ以外の入力はできません。
数値を入力せずに、Enterにて入力確定を行った場合、変数には0が格納されます。
引数に変数のみを指定した場合、"変数名:"を表示しその後ろの位置から数値を入力します。
例:
code:input_sample1.bas
INPUT A
A:
プロンプトを指定した場合は、そのプロンプトを表示しその後ろ位置から数値を入力します。
code:input_asmple2.bas
INPUT "Value=",A
Value=
オーバーフロー時の既定値を指定した場合、入力値した数値がオーバーフローを発生した場合は、オーバーフロー時の既定値を変数に設定します。オーバーフロー時の既定値を設定していない場合は、Overflowエラーとなります。
オーバーフロー時の既定値なし
code:input_sample3.bas
INPUT A
A:111111
Overflow
OK
オーバーフロー時の既定値あり
code:input_sample4.bas
INPUT A,-1
A:111111
OK
?A
-1
OK
エラーメッセージ
Syntax error :文法エラー、書式と異なる利用を行った、引数に数値以外を指定した
Overflow :指定した数値が-32768 ~ 32767を超えている
利用例
code:input_sample5.bas
INPUT A
A=1234
OK
INPUT "Value=" A
Value=1234
OK