FILES
FILES 内部フラッシュメモリ保存・SDカード内のプログラムの一覧表示
書式
FILES
FILES 開始プログラム番号
FILES 開始プログラム番号,終了プログラム番号
FILES "ファイルパス"
引数
開始プログラム番号 :表示開始プログラム番号 0~7
終了プログラム番号 :表示終了プログラム番号 0~7
"ファイルパス" :SDカード内のディレクトリまたはファイル名(ワイルドカード指定可能)
説明
マイコン内のフラッシュメモリに保存されているプログラムまたは、SDカード内のファイルの一覧を表示します。
引数を指定しない場合は、内部フラッシュメモリ内のプログラム番号0~7の先頭行をリスト表示します。
開始プログラム番号,終了プログラム番号を指定した場合、その範囲のリストを表示します。
プログラム番号にプログラムが保存されていない場合は(none)と表示されます。
プログラム先頭行にコメントをつけると、一覧表示でのプログラムの内容が分かり易くなります。
例:
code:files_sample1.bas
files
0:'Edit bitmap
1:'RTC TEST
2:(none)
3:(none)
4:(none)
5:(none)
6:(none)
7:1'LED Blink
OK
引数にファイルパスを指定した場合、SDカード内のファイルを一覧表示します。
ファイル名は8.3形式となります。
ファイルパスには、ディレクトリ名、ディレクトリ名+ファイル名(ワイルドカード指定可能)の記述が可能です。ワイルドカードは、*と?が利用可能です。ディレクトリ名指定の上位、下位の"/"は省略可能です。""と"/"は同じ出力となります。
FILES ""
FILES "/"
FILES "/*"
FILES "/SRC/"
FILES "/SRC"
FILES "/SRC/SAMPLE/"
FILES "SRC/"
FILES "SRC/*.BAS"
FILES "SRC/*.B??"
出力されるファイル一覧の順番は不定となります。
ディレクトリファイルの場合は、ファイル名の最後に*が付きます。
表示例:
code:files_sample2.bas
files "*.bas"
TEST.BAS TIME.BAS
TM.BAS SOKUDO.BAS
トケイ.BAS トケイ2.BAS
TEST2.BAS TESTBMP.BAS
AA.BAS 1.BAS
2.BAS 3.BAS
サッチャン.BAS SUB.BAS
ケイソク.BAS DAT*
注意:
豊四季Tiny BASIC(ファームウェア)の新規利用または更新を行った直後は、フラッシュメモリ上の既存データの内容の不整合により正しく表示できない場合があります。その場合は、ERASEコマンドにてフラッシュメモリ上のプログラムの消去を行って下さい。 エラーメッセージ
Syntax error :書式と異なる利用を行った、プログラム番号に変数、式を指定した
Illegal value :指定した開始プログラム番号,終了プログラム番号の値が正しくない。
Bad file name :指定したファイル名が正しくない
SD I/O error :SDカードの利用が出来ない
File read error :SDカードからのファイル読み込みに失敗した
Overflow :指定した数値が-32768 ~ 32767を超えている
利用例
シリアルコンソール画面でSDカード内のファイル一覧を表示する。
(補足)表示する横の列数は、スクリーンの横のサイズに応じて調整されます。
https://gyazo.com/dc0d2a9ebd835d01baaac66d78455e44
関連項目