怪籠ノ刻
此処は銀楼。
妖住まう裏の世界。
今宵、平穏なる世が崩れ始める――。
壱、真神の許可なく門を通ることなかれ
弐、時を乱すことなかれ
参、□□□□
▷概要...
きゅう助様作『怪籠ノ刻-かいろうのとき-』
本シナリオは妖が住まう架空の世界、幽世(銀楼)を舞台とした箱庭シティシナリオです。
時代設定は現代ですが、スマホ等の機器の使用はできません。
▷注意...
秘匿HOが設けられる為新規探索者限定となります。
神話生物に対する独自解釈を含みます。現実に存在する団体、地域、人物などとは関係ありません。
▷技能...
各HOに記載
▷所要時間...
12~20時間(RP次第)
▷所要人数...
4人固定
▷難易度、ロスト率...
PvP:低
発狂:高
戦闘:有(要:戦闘技能及び回避)
ロスト:有
▷HO...
HO狐
貴方は幽世(銀楼)に住む狐の妖だ。優れた容姿を持っている。
貴方は元々はホンドギツネであったが、長い時を得て妖となった。
現在は幽世(銀楼)で蛙の薬師である大蝦蟇(おおがま)の元で薬師見習いとして働いている
また【HO鬼】【HO烏】【HO悟】とは幼馴染である。
HO鬼
貴方は銀楼(幽世)に住む鬼という妖だ。優れた筋力と体力を持っている。
貴方は銀楼(幽世)で育ての親である鬼、黒鬼(くろおに)と共に現世と幽世を繋ぐ門の門番をしている。
また【HO狐】【HO烏】【HO悟】とは幼馴染である。
HO烏
貴方は幽世(銀楼)に住む烏の妖だ。優れた俊敏性と器用さを持っている。
貴方は元々ワタリガラスであったが、長い時を得て妖となった。
現在は幽世(銀楼)で烏の文屋である古烏(こがらす)と共に文屋をしている。
また【HO狐】【HO鬼】【HO悟】とは幼馴染である。
HO悟
貴方は幽世(銀楼)に住む悟という妖だ。他者の思考や感情を読み取る能力を持っている。
貴方は幽世(銀楼)の鎮守神の居座す銀楼神社で神職をしている。
また【HO狐】【HO烏】【HO鬼】とは幼馴染である。
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▷銀楼の基本知識...
幽世
妖や霊、神の集う世界。幽世は土地によって多数存在しており、貴方の住む幽世は「銀楼(ぎんろう)」と呼ばれている。
「銀楼」は鎮守神である「真神(まかみ)」が治めており、八十八の妖が暮らしている。しかし、八十八も居る妖の中に「真神」を見た者はいないという。
「銀楼」に住む妖は酉の刻(18時)から行動し始め、卯の刻(6時)には眠りに就くのが普通である。
また「銀楼」には死という概念はない。
幽世の死の概念
幽世「銀楼」には死の概念はないものの、怪我や病を負う者は存在する。病の大半が、穢れ(人間の負の感情)を受けること発生するものである。
「銀楼」に住む妖や神は人々から忘れられていくと共に力を失い、やがて消滅する。
幽世と現世を繋ぐ門
幽世である「銀楼」には、現世へと繋がる門がある。門は池のような形をしており、水面を通り抜けることで現世に迎えるという。
しかし、その門は「真神」の許可がない限り、通ることは許されないという。
この門は「銀楼」に住む鬼達によって守られている。
妖の誕生
妖は、長い時を生き、物心ついた頃に妖となっていた場合や人々から存在を認知され生まれる場合がある。
【HO狐】【HO烏】は前者に当てはまり【HO鬼】【HO悟】は後者に当てはまる。
どちらの場合も、気づいた時には幽世である「銀楼」で暮らしていた。そのため、妖には親という概念はほとんどない。
百年前の事件
現在から百年前。「銀楼」で現世から迷い込んだ一人の人間が首を吊って死亡した。
死の概念のない「銀楼」では一時騒ぎとなったが、現世から迷い込んだ人間であるためと処理された。
この出来事が起こって以降、稀ではあるが、妖の行方不明事件が相次いでいる。
銀楼の掟
「銀楼」には、二つの掟がある。
・「真神」の許可なく、現世へ出てはならない。
・時を乱してはならない。
後者の意味を理解している者は、「銀楼」の中でも一握りとされている。
妖の知識
「銀楼」に住む妖は、現世に存在する基本的な知識を持っていても良い。
こう言った知識は現世から流れ着いた書物等から得られるだろう。
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