かいぶつたちとマホラカルト
あなた達は犯罪者だ。
そして同じ組織に属する仲間だ。
組織にはいくつかの決め事がある。
一つ、過去をなるべく詮索しない。
一つ、極力表の顔では接触を避ける。
一つ、依頼は出来るだけ請ける事。
一つ、仲間割れと裏切りは絶対に許されない。
ある日のこと。
ホテルの一室、彼はこう言った。
「消したいやつらがいるんだ」
写真を指差し見せて『幽霊』は笑う。
▷概要...
辿条様作『かいぶつたちとマホラカルト』
本シナリオは現代を舞台としたシティシナリオです。
▷注意...
このシナリオでは性的表現、不愉快な表現、理不尽な展開を用いる場合があります。
秘匿HOを配布しますが協力型となっております。
▷技能...
≪探索技能≫、≪回避≫、他秘匿HO記載
▷所要時間...
半テキストセッションで約15時間
▷所要人数...
4人固定
▷ロスト率...
低~中(HOによって左右)
▷HO...
HO1『狼』:組織の創設時からいる。あなたは狡猾である。
HO2『魔女』:組織の創設時からいる。あなたは視線である。
HO3『鬼』:組織には3年前に加入。あなたは暴力である。
HO4『天使』:組織の活動は今回が初めて。あなたは信仰である。
※秘匿HOに性別指定は無いが、一部年齢指定は存在する。
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▷事前情報...
組織について
組織と言うよりは同盟で、犯罪者同士で集まる部活やサークル活動に近いものになります。
5年前に『狼』を主軸に創設されました。現在の主要メンバーは5人になっています。
目的は一つ、「やりたい事をする」。
具体的に言うと非合法的な依頼をメンバー間で持ち込み合い、互いにそれを請け合うギブアンドテイク。
外部からの依頼はメンバーを通じなければ請ける事はありません。
活動が無い時は個々の人生を適当に送って貰います。死亡と裏切り以外の脱退は認められていません。
望むのであればアジトを持ってしまっても構いません。
『幽霊』について
創設メンバーの1人です。
病弱で戦闘力は無く、情報管理や計画立てを担当しています。
メンバーの過去・表の顔などを唯一全て把握していますが、内外問わず本人からの許可がない限り話すことはありません。
ただ、持っている情報を考慮した上で組織に貢献し、物事を進行する役目を担っています。
今回の依頼はこの『幽霊』から持ち込まれたものになります。
組織内の役割について
主に『狼』は事を荒立てない潜入・隠密行動、『魔女』はハッキング等の電子機器を用いた諜報活動。
『鬼』は荒事への対応、『天使』は交渉や怪我の治療を得意としています。
『幽霊』は情報管理などの参謀の位置にあります。
如何せん、火力に欠ける組織図なので派手な活動は控えています。
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