懸垂分詞構文
【参考】
https://gyazo.com/f11f93013296cf56514492e7175347c1
僕もbrought onがなんだか腑に落ちず、リー教の考え方を使って精密に見てみたのですが、形容詞用法でも分詞構文でも矛盾してしまいました(whew)
普通、形容詞用法で名詞修飾の場合には「カンマ」は用いませんし、
分詞構文だとすると、省略されているのはLawrence isになるので意味が日本語訳と一致しなくなります。
腑に落ちなかったので色々調べてみたのですが、『懸垂分詞構文』というものがあるようです。
本来は分詞のルールとして、意味上の主語が省略されるのは文の主語と一致する場合のみですが、そのルールを無視して分詞を作る用法です。
(厳密には文法的に間違っていますが、実際に用いられている用法だそうです)
・She glanced with disgust at the cat, mewing plaintively.
→She glanced with disgust at the cat, and it was mewing plaintively.
・We came upon a blackbird, pecking the window.
→We came upon a blackbird, and it was pecking the window.
上井さんの文章も、カンマが用いられているものの分詞が名詞修飾的に用いられているので、まさに懸垂分詞構文のように文法的誤りを許容して用いているのだと判断できそうです。