新たな学びの部屋でハイフレックス型イベントをする
新たな学びの部屋では遠隔と室内をシームレスにつなぐ授業や会議などのハイフレックス型イベントを行うことができます.遠隔参加者の映像と音声を総合メディア教育館に流し,新たな学びの部屋の映像と音声を遠隔地に配信することができます.天井マイクによって,ワイヤレスマイクを持たない聴講者の声を遠隔地に流すことができます.
基本
ここでは,授業者・発表者は前に立ち,聴講者席の人も含めてディスカッションを行う形式の授業や会議をハイフレックス型で行うときを前提とした説明をします.
講義システムの準備
制御ボックスの中にある無線映像送信装置の電源ボタンを長押しして電源を入れます.
左スクリーンの足の部分にある無線映像受信装置の電源ボタンを長押しして,電源を入れます.
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モバイル操作タッチパネルで「AVスイッチャ」タブの「設定呼出」をタップした後,「設定3」をタップします.持ち込みPCを有線で「HDMI1」に繋げているときは「設定4」をタップします.
持ち込みPCの外部出力画面が左スクリーンと講演台プレビューモニタに表示されます.
配信用PCの拡張画面が制御卓モニタと右スクリーンに表示され,制御卓PCのオーディオ出力とワイヤレスマイクが収音した音と合成された音がスピーカから流れます.
後方を撮るカメラの映像が配信用映像として,スピーカから流れている音に天井マイクが収音した音が合成された音が配信用音声として,制御卓上にある配信用PCのカメラ入力とマイク入力に入ります.
配信用PCでのZoomの準備
配信用PCでZoomのデスクトップアプリを起動します.
Zoomミーティングをホストとして開始(要ログイン),又は他で開始されたZoomミーティングに参加します.
Zoomのマイクアイコンの横にある「^」をクリックし,マイクとして「AVMATRIX...」を,スピーカとして「USC-600-00#1」を選択し,ミュートを解除します.
Zoomのカメラアイコンの横にある「^」をクリックし,カメラとして「AVMATRIX...」を選択し,ミュートを解除します.
Zoomの遠隔映像表示ウィンドウを拡張画面(制御卓モニタ側)に置き,ウィンドウの右上にある「表示」をタップし,「ギャラリー」を選択します.これで遠隔地参加者の映像が右スクリーンに表示されます.
持ち込みPCで画面共有をするとき
持ち込みPCのスピーカはOFF(音量0)にします.
無線映像受信装置から出ている赤色のUSBケーブル(USB-C)を持ち込みPCに繋げます.
持ち込みPCでZoomに参加します.Zoomのマイクのミュートは解除してはいけません.
持ち込みPCのZoomのカメラアイコンの横にある「^」をクリックし,カメラとして「IO-DATA GV-HUVC・・・」を選択し,カメラミュートを解除します.
前方を撮影するカメラからの映像が配信されます.
持ち込みPCのZoomの「共有」をクリックし,Desktop2(拡張画面)をクリックします.
配信したいもの(たとえばパワーポイントのプレゼンテーション画面)を拡張画面(講演台用プレビューモニタ側)に置くことで,左スクリーンに表示されるとともに,遠隔地に配信されます.
持ち込みPCのオーディオ出力を室内スピーカから流し,遠隔地にも配信したい場合は,画面共有の設定で行います.
遠隔地で画面共有をしたとき
モバイル操作タッチパネルで「液晶画面」をタップし,次に「スクリーン左」をタップします.
再度,持ち込みPCで画面共有するときには,操作タッチパネルで「転送画面」又は「HDMI1」をタップし,次に「スクリーン左」をタップして,設定を戻します.
遠隔地で画面共有をすると,配信用PCに共有された画面がウィンドウ表示されます.そのウィンドウを配信用PCの主画面(液晶画面側)に置くことで,左スクリーンに表示されます.
利用を終えるとき
無線映像受信装置,無線映像送信装置の電源ボタンを押して,電源を切ります
発展
ハイフレックス型の授業における標準的なカメラアングルは,前方は「右側」プリセット,カメラ後方は「中央」プリセットに記憶されています.
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