シネマフォント
Cinema Font
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#フォント
#字幕
シネマフォントは、映画の字幕に使用される独特な手書き風の書体。
小川
今は手書きで書いているところは、まずないと思いますよ。
秋山
昔は黒いカードに白のポスターカラーで手書きしたものを撮影してタイトルネガを作っていたけど、最近の主流は?
小川
それはプリントを量産する場合ですね。普通は白いカードに黒で手書きして、“パチ打ち”と言って、直接一本一本のフィルムに打ち込んでました。最近はいずれの場合でも、手書き書体をフォント化しています。そこから量産用タイトルネガを作るのは変わりませんが、本数が少ないときの字幕は、パチ打ちからレーザー焼き込みに変わりました。
秋山
昔は1作品あたり、だいたい1,200枚から1,500枚のカードを使ってたと思うけど、佐藤さんで1日に頑張って何枚くらい書いてたの?
佐藤​
250枚くらい書ければいいほうだったと思います。
小川
そうですね。仮に1,250枚の枚数があったとすると最低でも5日かかるわけですよ。それがフォント化されたことでかなり短縮されたと思います。
秋山
フォント化して最初の映画ってなんだっけ?
佐藤​
『A. I.(エーアイ)』でしたよ。戸田奈津子さんも「こんなことができるようになっちゃったんだ」ってビックリしてたけど、あれがワーナーさんの会社では最初です。