関心領域
The Zone of Interest
https://gyazo.com/aa43a7e9aab9bff6d63a761bfeadb4e7
https://scrapbox.io/files/6a5cd28c8a3f746d47a9b1dd.png
https://youtu.be/oFaqgVl-TQ0?si=aZSQwjT0OmZQnHIx
#映画
「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」のジョナサン・グレイザー監督がイギリスの作家マーティン・エイミスの小説を原案に手がけた作品で、2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリ、第96回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞。ホロコーストや強制労働によりユダヤ人を中心に多くの人びとを死に至らしめたアウシュビッツ強制収容所の隣で平和な生活を送る一家の日々の営みを描く。
https://eiga.com/movie/99292/
概要
ナチスドイツがユダヤ人にホロコーストが行われたアウシュビッツ強制収容所を舞台にした映画。だが、アウシュビッツ収容所の様子はほとんど映像に映されない。画面に映されるのは、実在したアウシュビッツ強制収容所の所長ルドルフ・ヘスとその家族の日常生活だ。
この普通の家庭の日常が壁一枚隔てた先では大量虐殺が行われていた様子を日常会話と並行して悲鳴や銃声で演出されている。
画面構成
画面に映っているもの=物語の全てという映画の大前提を裏切る作品となっている。
日常生活は、家の中と周辺に最大10台のカメラを固定で埋め込み、現場スタッフを置かずに同時に回しっぱなしで撮影された。
グレイザー自身はこれをナチ邸宅のビッグ・ブラザー(監視カメラ番組)と呼んでいる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/関心領域_(映画)
「画面で物語を語る」という前提において、映画全体の画面構成がやけに平面的なのも特徴。とにかく映画全体が客観的なのだ。
寄り引きなどで動きを作ろうとせず常に固定されており、構図が真正面(フロンタル)で基本的に対称的になっている。
この客観的な描写が、アウシュビッツ強制収容所の残虐さと一家の様子がフラットに並ぶため同様の日常として描かれている異常さが際立っている。
関心領域の名の通り、関心が麻痺してしまっていて無関心になっていることの狂気を淡々と描かれている。
サーモグラフィ
https://scrapbox.io/files/6a5ce0b38a3f746d47a9c71d.png
夜、少女がリンゴやジャガイモを畑や作業場に埋めて/置いていく場面がサーモグラフィーで描かれる。これは飢えた収容者(ユダヤ人労働者)が見つけて食べられるように、こっそり食料を隠しに行っている様子が描かれている。
実際にあった逸話を元にしているが、この映画ではヘス家のポーランド人の使用人
ジョナサン:サーモグラフィを使って撮影したシーンでは、鑑賞者が見ているのは光ではなく、熱を感知してスクリーンに映し出されたものなんですね。倫理的にもビジュアル的にもほかのシーンとは対照的なもの、というつもりで導入しました。
https://www.cinra.net/article/202405-kansinryoikil_imgwyk
#2024年
#アメリカ #イギリス #ポーランド 合作
配給:ハピネットファントム・スタジオ
スタッフ
監督:ジョナサン・グレイザー
原作:マーティン・エイミス
脚本:ジョナサン・グレイザー
製作:ジェームズ・ウィルソン/エバ・プシュチンスカ
製作総指揮:レノ・アントニアデス/レン・ブラバトニック/ダニー・コーエン/テッサ・ロス/オリー・マッデン
撮影:ウカシュ・ジャル
美術:クリス・オッディ
衣装:マウゴザータ・カルピウク
編集:ポール・ワッツ
音楽:ミカ・レヴィ
出典: 映画.com「関心領域」
キャスト
※( )内は日本語吹替
ルドルフ・ヘス:クリスティアン・フリーデル(新垣樽助)
ヘートヴィヒ・ヘス:ザンドラ・ヒュラー(浅野まゆみ)
オズヴァルト・ポール:ラルフ・ハーフォース(堀総士郎)
ゲルハルト・マウラー:ダニエル・ホルツバーグ
アルトゥール・リーベヘンシェル:サッシャ・マーズ
エレオノーア・ポール:フレイア・クロイツカム
リンナ・ヘンセル:イモゲン・コッゲ
出典: Wikipedia「関心領域 (映画)」