議論能力および発表能力の発達段階 with 反論ヒエラルキー
能力の1つである以上、議論能力にも発達段階はある
それを細分化しているのが興味深い
DH レベルは
「最低限この程度の説得力がある」という保証ではない
「最高でもこの程度しかない」という限界は定める。
DH0.罵倒
うっせーばーかばーか!
筆者はうぬぼれた好事家である
反論の内容と元の発言の関係性が全く見えない
DH1. 人身攻撃
例
それってポジショントークじゃないすか?
あなたが議員だから議員の給料上げろって言ってるんでしょ?
$ \lnot{X}なお前に$ Xについて語る資格はねえ
男のあんたが女のことを語らないでよ!
元の発言者の人格と発言内容の結びつきに対する反論
発言者が自分の都合の良い方向に結論を持っていっている
発言者にその議題に対する発言権はない
DH2. 論調批判
DH1 と DH2 はどっちも優劣つけがたいと思うSummer498.icon
どんぐりの背比べだけど
言い方ってもんがあるでしょ!
発言の論調に対する指摘
発言者との関係を切り離せている点で1より上に来ているのだろうかSummer498.icon
発言の内容には触れられていない
DH1では一応発言内容に触れつつ発言者との関連性について触れている
だからどんぐりの背比べ
DH.3 単純否定
うちのラーメンがマズいはずねえ!うまいんだ!
とりあえず逆のことを述べる
根拠はまだない
DH2 と組み合わせられることが多い
この人がこれほど尊大な調子で ID (知的設計) 説を退けるなんて信じられません。 ID 説は正当な科学理論なんです。
DH3 にも意味があることはある
単純否定にも、たまには意味がある。逆のケースを明示してあるだけで 正しさがわかることもあるのだ。しかしふつうは論拠があったほうがいいだろう。
どういうケース?Summer498.icon
元の発言があまりに頓珍漢なことを言っていて、逆のことと言うだけで自明だなと思えるって感じ?
ここまでは 自分の評判が大事でなければ スルーすれば良い
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ここから論拠を挙げてある程度マトモに反論し始める
DH4. 抗論
DH3 に論拠を加えたもの
だが反論が元の主張と少しズレたところに向かっている
論点ずらし
元の主張が更に元の問題のキモを捉えていないときはDH4で正しくなる
反論が元の問題のキモに向かう前提
ズレたところを突くぞ、と明言すべき
DH5. 論破
元の主張の怪しいところ、誤りだと思う一文に対して誤りだと思う理由を説明する
一般に引用を伴う
些細なところを論破している点が DH6 との差
単純に相手の論をより強固にする糧になる
故意に些細な点を取り出して論破するのは洗練された人身攻撃とでも呼んだほうが良い
人身攻撃: 相手の評判は落ちるため
DH6. 主眼論破
相手の主眼点を論破する
この人の要点は x ということのようだ。彼はこう述べている。
<引用>
しかしこれは以下の理由で間違いだ。
構文的にはDH6になっていても、内容がそれ未満のこともある
引用しつつ「このようなことを述べる筆者はうぬぼれた好事家である」と言ってる場合とか