リフレーミングの例
課題のリフレーミング
課題のリフレーミング|問いのデザイン概論 | CULTIBASE
課題: 教育の質を担保するにはどうしたらいいか
15世紀から20世紀までの「問い」=「効率的な知識伝授のために教室にどんなメディアを持ち込むか?」
出てきたソリューション = 書籍, 映画, ラジオ, PCという教室で使う「メディア」の変化
21世紀になって出てきた「問い」=「創造的な学びのために時間と空間をいかに使うか?」
出てきたソリューション = 一斉授業を宿題にして、対話的な学びを教室で行う反転学習
21世紀になって変わった前提
インターネットの登場で、一斉授業に相当する知識伝達は自宅でできるようになったこと
課題: カーアクセサリーメーカーはなにをつくったらいいのか
クライアントが当初もっていた「問い」=「自動運転社会においてカーナビが生き残るには?」
リフレーミングされた「問い」=「私たちは自社製品によってどのような時間の過ごし方をしてほしいのか?」
カーナビで高いシェアを持つ会社だったらしいが、「そもそも御社ってカーナビがつくりたいんでしたっけ?」という問いで、カーナビをつくることで解決しようとしていた根本の顧客課題に立ち返れた、という例らしい
「問い」を工夫することで課題の持つ意味を捉え直す
失敗は学びの機会である
スタートアップが培ってきたディシプリンのひとつ
背景にある前提
インターネットの登場によって、ソフトウェア製品が出荷後も繰り返し修正可能になったこと