坊主めくり
百人一首の絵札を用いて遊ばれる、日本の伝統的なカードゲームの一種。
主にお正月の遊びや、子ども向けの簡単なゲームとして親しまれる。
一般的には以下のように進められる(地域や家庭によって多様なハウスルールはある)。
準備
百人一首の読み札をすべて裏向きにして、山札とする。
進行
プレイヤーは順に、山札からカードを1枚ずつめくっていく。
カードの種類と効果
殿(男性の絵札): めくったプレイヤーは、そのカードを手札として自分のものにする。
姫(女性の絵札): めくったプレイヤーは、そのカードを手札にすることに加え、もう1枚山札からカードをめくることができる
あるいは、他のプレイヤーの手札を1枚もらえる、などのルールもある
坊主(僧侶の絵札): めくったプレイヤーは、それまで集めた手札を全て捨てなければならない。捨てた札は、山札の横などにまとめて置かれる。
蝉丸の札を「坊主」と見なすか「殿」と見なすかは、ローカルルールによって異なることが多い。
勝敗
山札が全てなくなった時点で、最も多くのカードを手札として持っているプレイヤーが勝者となる。
坊主めくりは、百人一首の和歌を知らなくても、誰でもすぐに参加できるシンプルなルールがよさ。
いつ「坊主」を引いてすべてを失うか分からないという、運ゲー。
どれだけ多くの札を集めても、坊主一枚で全てがリセットされる理不尽さが、ゲームに独特の緊張感と笑いを誘うゲーム。
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こっちは引くと嬉しい方の坊主オルレアン