to不定詞と動名詞の違い
#準動詞
【to 不定詞】
to不定詞のtoは、もともと〈方向〉を表す前置詞のtoから派生したもので、「to +動詞の原形」は「〜する方向へ」と直訳できる
そして、mこの方向とは一般に〈未来の方向〉を示す。〈未来の方向〉とは〈これからやること〉という意味である
〈これからやること→まだやっていないこと〉を表す
文頭のto不定詞は単に古い用法だからもう使わない、という意見もある。
to不定詞には〈これから〜する〉以外に、特に目的語で使った場合は〈1回限りの特定のこと〉を表す特徴もある
to不定詞は〈1回限りの特定のこと〉なので、同じ意味を醸し出すwill(遠い形ならwould)と仲が良い
to不定詞は〈1回限りのこと〉〈まだ実現していないこと〉
to不定詞は〈これからのこと〉を表すので、どちらかというと〈実現に積極的〉な動詞が多い
補語をto不定詞にするパターンは決まっている
All you have to do is to do「〜しさえすればよい」
All you can do is to do「できることは〜だけだ」
The best way to do ~ is to do「〜する最良の方法は、〜することだ」
The first thing you should do is to do「真っ先にすべきことは〜だ
The least thing you can do is to do「最低限すべきことは〜だ」
これらの表現の補語部分を動名詞にすることはできない。動名詞は〈繰り返しやること〉〈すでに体験済みのこと〉を意味するが、これらの表現は全て〈これからやること〉について言及している。よって、to不定詞が使われる。この場合のtoは省略可能である。
【動名詞】
ingの定義は〈動く〉である
これは現在分詞であろうと、動名詞であろうと共通の根源である
動名詞の場合の〈動く〉とは、例えて言うならCDやコマのように〈ぐるぐる回っている〉イメージである
つまり、〈繰り返し動く〉ことを意味する。
〈繰り返し行うこと→もうすでにやっていること〉を表す
〈繰り返す〉ということは、いつもやっていることなので〈一般論〉とも言える
〈一般論=半永久的なこと〉を表す現在形と仲が良い
「〜する習慣を身につける」get into the habit of doing:the habit to doと言わない理由は、to 不定詞は普通〈1回限りの特定のこと〉を示してしまうので、habit「習慣」というのは何度も〈繰り返す〉ものであって、それゆえに動名詞が選択されるのである
「〜に慣れる」get used to doing:「慣れる」ということは1回限りのことではなく、〈繰り返す〉からdoingと分かる
「〜を取りやめる」give up doing:doingは〈繰り返す〉ことを暗示するから、give up go to the moveisと言ってしまうと、「繰り返し映画に行くことをやめる」→「永久に映画に行くことをやめる」という感じがする。とは言え、give up to doとは言わない。
「(一時的に)〜することをあきらめる」と言いたいときはgive up the idea of doing「〜するという考えをやめる」と表現する
動名詞は〈繰り返すこと〉〈体験済み・実現済みのこと〉
動名詞の中には〈実現に消極的〉というものもある。これは〈体験済み〉だからこそ苦しさを知っていて、それを回避したがる