魔導ゴーレム
『妖精の魔法』の発動継続によって土地に魔素がたまると、通常の野生動物や命を持たない器物が魔法生物に変化することが多くなる。語世麗華と綺羅が建造した“要塞”もそうして生まれた魔法生物の一体である。 “要塞”は、ふだんは白っぽい石を積んで作られた高さ数十メートル?の塔の集合体である。いかにも魔法の建物らしく、麗華や綺羅の意思に応じてある程度変形するので、壁の適当な位置に入り口や階段を作ることができる。
そしてこの“要塞”の魔法生物としての真の姿が巨大な人型形態“魔導ゴーレム”である。綺羅の指示を聞いて動くらしく、安濃御息の制御で動く魔神機デモンアウェークと殴り合いを演じてみせた。