GCI2021
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講座名:GCI2021(グローバル消費インテリジェンス寄付講座)
内容:データサイエンス
主催者:東京大学松尾研究室
受講時期:2021/04~09
大学3年時の春学期に、私は情報系に所属している割には機械学習やデータサイエンスなどのホットな学問分野を学べていないなと感じ始めました。そこで、教養として機械学習や統計分析といったデータサイエンスの原理や手法を学びたいと考え、自主的に勉強を始めました。
勉強方法を模索していたところ、東京大学の機械学習やAIの研究で有名な松尾研究室がGCIというデータサイエンティスト育成講座を行っていると知り、それに参加しました。コロナ禍ということもありオンライン開催だったため、1000名近くの非常に多い参加者がいました。GCIでは毎週のリアルタイムのオンライン授業と、授業内容に則した毎週の合否採点付きの課題が課せられていました。
また最終課題として、「実際の業務で機械学習の導入を提案する際の資料」の作成というものもありました。毎週の課題の合格率と最終課題の出来次第でGCIを修了出来るかどうかが決まるという、一般の大学の講義のようなシビアなものでした。
講義の内容では、pythonを使った統計分析や機械学習モデルの制作など私が今まで経験したことのないものがいくつもありましたが、幸いweb上で検索すれば多くの参考にできる資料が存在していたため、全ての課題で合格点を取ることができました。 結果として、最終課題も合格点を取ることができ、GCIの修了者となることができました。1000人いた参加者のうち、300名近くが修了できたそうです。東京大学から修了者へと賞状を送って頂き、そのことも達成感を感じられ嬉しかったです。
教養として原理や手法を学べればいいと思っていましたが、GCIで得た知見は大きな武器となりました。Pythonを使い即座にデータ分析を行うことができるようになったり、関連する画像認識などの学問分野の理解もGCIの講義につながる部分があり、理解の助けになったりと連鎖的な学習につなげることが出来ました。自主的に外部講座に申し込み、想定していた以上のスキルを得ることが出来たのでとても良い経験となりました。