UNIXという考え方―その設計思想と哲学
90年代の本で、UNIX哲学や当時の他のOSの話が面白く、古典的読み物として読む価値が高い。
個別の定理の記述自体も今にも通じるので、実用的にも普通に読む価値はある。が、その用途なら『達人プログラマー』とかで良いかも?という気もするけど、「人間による3つのシステム」の話や、UNIXコマンドをパイプやグルー言語で繋ぐような設計の話が詳しく書かれているのは面白かった。