朝鮮語
SFCでは基盤科目のうちの言語コミュニケーション科目の1つとして、朝鮮語を履修することができる。 朝鮮語とは、一般的に言う韓国語とほぼ同義である。SFCの朝鮮語では、韓国(特に首都であるソウル)で主に用いられていることばを中心に、北朝鮮で用いられていることばも扱う。
? 朝鮮語とは?
カリキュラム
ベーシック1・2
時間数の少ないコースであり、朝鮮語の基礎知識習得を目標としている。毎学期1クラスずつ開講(春学期のベーシック1は2クラス開講)。ベーシック2の単位を取得した後、インテンシブ2を履修することができる。
インテンシブ1と同じ内容の前半をベーシック1、後半をベーシック2で扱う。
インテンシブ1・2
朝鮮語を早くマスターしたい人にはインテンシブコースを勧める。
日本語を母語とする人にとって朝鮮語は大変上達が早く、学びやすい言語である。このためインテンシブ1からインテンシブ2まで1年間の授業だけでも熟達できる。インテンシブ1・2の授業では、日常生活の多様なシチュエーションで使える基礎的な語彙や文法、会話表現から学んでいく。本授業を通し次の内容を取得することを目標としている。
ハングルを使いこなす能力
発信のための基礎会話力
基本的文法項目の応用力
インテンシブ1ではミニスピーチを、インテンシブ2ではワークショップを行う。
海外研修
朝鮮語プログラムでは「現地主義」を大切にする考えから、ソウルにおける海外研修を実施している。海外研修には〈初級〉の海外研修と〈中級〉の海外研修がある。
〈初級〉の海外研修はインテンシブ2の修了後、春休みや夏休みを利用して3週間、ソウル大学言語教育院で語学研修を受ける。ソウル大学言語教育院ではSFCの学生用に特別プログラムが準備され、非常に中身の濃い学習が行われる。このプログラムの特色としては、以下の通り。
SFCの学生用に準備された専用プログラムである。
SFCの学生3~4人に対して、1人のソウル大生のTAが加わり、一緒に行動しながら教室外での活動を含んだ各種体験学習を行う。
テーマ中心のミニ・プロジェクトが並行して実施される。
伝統衣装、楽器、料理などを通して韓国文化を直接体験する。
この他にもDMZ(非武装地帯)や韓国企業見学、韓国文化体験など韓国社会について深く学ぶことができるプログラムが組まれている。
なお、〈中級〉の海外研修もソウル大学言語教育院で3週間実施され、より高いレベルの朝鮮語を勉強することができる。〈中級〉の海外研修を通じて専門的な内容の読解、ディスカッション等も行いながら上級の朝鮮語が使えるようになることを目指す。
? 海外研修とは?
? どうすればソウル大学に行ける?
スキル
アカデミックなレベルにおける朝鮮語運用能力を高める目的で進められる。
各授業には「読解」や「会話・作文」など独自のテーマが設定されており、毎学期2〜3クラスずつ開講される。
インテンシブ2の修了を前提とする科目である。
この授業で身につけた朝鮮語能力を生かして、先端科目や研究会( 卒業プロジェクト )、海外留学などにも積極的にチャレンジしていくことが求められる。