脳科学・神経科学系の研究会
※アイウエオ順に掲載、敬称略、2024年時点での情報です
・青山 敦 研究会
青山敦研究室は、神経科学(脳科学)、生体信号処理 、異種感覚統合、特に脳機能計測と脳情報解析を専門とする慶應義塾大学 環境情報学部の研究室です。脳磁界計測法(MEG)、磁気共鳴画像法(MRI)、脳波(特にMEG)などを用いて、脳情報の計測と数理解析を行い、未知なるヒトの脳神経の活動を明らかにしています。更に、本研究室では脳情報通信や医療・福祉等への応用(脳工学)を目指していきます。
・牛山 潤一 研究室
脳と身体をひとつのシステムとして捉え、我々人間がいかにして身体運動を制御しているのか、いかにして新たな運動技能の獲得を実現しているのか、といった神経科学研究をしています。こうした研究を通じて、身体運動や感覚情報処理の基礎的な理解を深めると同時に、未来の健康やスポーツ、芸術の科学、リハビリテーション医学の発展に寄与することを目指しています。
・NeuroMusic Lab
なぜ、私たちヒトの脳・身体には、音楽を聴いて感動したり、癒されたり、音楽に合わせて踊ったり、歌ったり、楽器を奏でたり、音を楽しむ能力が備わっているのでしょうか。私たちが普段何気なく聴き、演奏し、楽しむ音楽は、実はヒトの文化・進化・発達の起源や、社会性や創造性、知覚、認知、運動、記憶、情動、学習といったヒトの脳機能を理解する上で、極めて重要な研究対象です。本研究室では、「音楽神経科学(Neurosciences and Music: NeuroMusic)」をテーマとして、謎に満ちたヒトの音楽性の脳内起源を解き明かすため、研究を行なっています。